そう思っている方が近年増えてきていますね。
現在はホワイトニングを謳った製品も様々出てきています。
ホワイトニングを謳った歯磨き粉もそのうちの一つ。
毎日の歯磨きの中で歯を白くすることが出来るならいいですよね。
でもその歯磨き粉、本当に効果があるのでしょうか?
効果を感じているあなたは、その仕組みについて知っていますか?
そこで今回はホワイトニング効果のある歯磨き粉のなかで歯医者おすすめの市販品をご紹介いたします。
また、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使うことで期待できる効果について、わかりやすく解説しますのでご期待ください。
この記事をご覧になると、以下のことが理解できます。
- 歯医者おすすめのホワイトニング効果のある歯磨き粉
- ホワイトニングという言葉の使われ方
- これらの歯磨き粉を使うことで期待できる効果とその仕組み
- 白い歯を保つために大切なこと
どうぞご参考になさってください。

Contents
ホワイトニング効果のある歯磨き粉(国産)【歯医者おすすめ】
世間にはホワイトニングを謳った歯磨き粉が溢れていますね。
ホワイトニングを謳った歯磨き粉。
ですので、歯医者さんがするホワイトニングとは仕組みが違います。
詳しくは後述しますが、ホワイトニング効果を謳った国産の歯磨き粉の中で
まずは私が個人的におすすめ出来ると思ったものを今回は2つご紹介します。
ルシェロホワイト
GCという会社が出しています。
ルシェロという口腔ケア製品のシリーズのうちのひとつです。
おすすめ出来る理由は、清掃剤として入っている粒子が歯の表面より軟らかいことが挙げられます。
これにより歯を必要以上に傷つけることなく汚れを落とせるんですね。
クリーニングジェル(ソフト)
コンクールという会社が出しています。
汚れを吸着しながら落とします。
注意点としては、週に1-2回の使用に留めることです。
何故なら研磨剤が入っているから。
強く歯ブラシで擦るのも、歯が削れてしまうのでNGです。
汚れを吸着するので、力を抜いてシャカシャカしましょう。
それだけで本当に汚れが落ちます。
前歯の目立つところに溜まった茶渋が気になる時にはおすすめです。
即効性がある感じですね。
ただ、普段から毎日使うものではない点に注意してください。
ホワイトニングが歯磨き粉で出来るって本当?

上でも述べましたが、厳密に言うとこれは違います。
正しくは「ホワイトニング効果のある歯磨き粉」だからです。
そもそもホワイトニングは歯そのものを白くすることです。
歯科でのホワイトニングには歯を白くする薬剤を使います。
日本で現在使われている歯のホワイトニング用薬剤は、歯科医師が処方するもののみ、となっています。
つまり歯医者で行うホワイトニングで使うものだけ、となります。
歯磨き粉には入れてはいけないと法律で決まっているからです。
ですので、現在日本で発売されている歯磨き粉では、歯そのものを白くすることは出来ない、ということになります。
では何故ホワイトニングと謳っているのでしょう?
「ホワイトニング歯磨き粉」というネーミング
日本で発売されているホワイトニングを謳った歯磨き粉には、
法律で禁止されているので歯を白くする成分は含まれていないとお伝えしましたよね。
この場合のホワイトニングは、「歯を元の白さのまま保つ」ということを意味します。
つまり元々の色は変わらない訳です。
具体的には主に2種類の効果がある成分が入っていることが多いです。
ひとつは歯の汚れを浮かせて落としやすくするもの。
もうひとつは歯に汚れをつきにくくするもの。
これらによって歯の白さを保つ狙いがあります。
例えば、紅茶をよく飲み歯にステインがつきやすい。
そんなあなたが、ホワイトニングを謳う歯磨き粉を使ったとします。
それまでは普通の歯磨き粉を使っていた場合、
溜まっていたステインが浮いて磨く前より綺麗になるでしょう。
ステインが落ちた=歯が白くなった(元の色に戻った)=ホワイトニング
簡単にいうとこんなイメージでホワイトニングという単語が使われています。
これは歯磨き粉を買う消費者にわかりやすいイメージを与えるためです。
ホワイトニングと言えば歯が白くなることを大体のひとがイメージしますからね。
そこを利用したネーミングという訳です。
汚れを落としやすくして白さを保つ訳ですから、全くの嘘という訳ではありません。
ただ、どういう意味でその言葉が使われているのか、ということと
歯が白くなるその仕組みを正しく理解することが消費者側にも必要になってきます。
ちなみにホワイトニング効果のある歯磨き粉のパッケージをよく見ると、
白い歯を保つ、とちゃんと書いてあるんです。知っていましたか?
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使いたいあなたへ

自分では綺麗な歯を保てていると思っていても、定期的に歯医者へ行くことは必要です。
ここまでお話してきたホワイトニング効果のある歯磨き粉。
これらは歯の汚れをつけにくくする、あるいは落としやすくするものである。
ということはここまで読んでいただいたあなたはお分かりですね。
でも、見た目が綺麗だからと歯医者に行かないというのは危険です。
見た目が白いと思っていても、白い=全部が綺麗という訳ではありません。
自分では見えない部分に汚れが残っている可能性は高いです。
汚れを落とそうと思ってゴシゴシ磨いてはいませんか?
力の入れすぎで歯の表面や歯茎が傷つくこともたくさんあるんですよ。
見えない部分に汚れが残っていたら。。
知らない間に虫歯や歯周病が進んでしまいます。
力いっぱいの歯磨きを毎日続けていたら。。
どんどん歯が削れて、しみる等のトラブルが起こります。
そういった事態を避けるために、3~6ヶ月に一度は歯医者さんへ行きましょう。
定期的に診てもらうことでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
正しい歯磨きの仕方も教えてもらうとさらに良いです。
クリーニング直後の状態をなるべく保つこと。
これがおうちでの歯磨きの目標です。
普段の歯磨きでは取れない汚れがついてしまった状態の歯。
その上から磨いても、一向に綺麗にはなりませんよ。
白い歯を保つには定期的なクリーニングが一番です。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉のまとめ
ホワイトニング効果を謳った歯磨き粉は、「歯を本来の色に戻すもの」または「歯の白さを保つもの」です。
- 日本の歯磨き粉では、歯そのものを白くするホワイトニングは出来ない
- 歯磨き粉は歯の白さを保つor本来の白さに戻すだけ
- 定期的に歯医者へ行くことは絶対に必要
以上が要点のまとめです。
白い歯を保ちたい、美しい口元を目指したいと思っているあなた。
美しい口元のベースは健康な口元です。
これを保つには定期的にプロの目でみてもらうことが必要です。
ホワイトニングに興味をもったら、歯医者さんへ行きましょう。
検診とクリーニングが終わり、自分の本来の歯の色を目にした時
こんなに綺麗だったんだ、という感想を漏らす患者さんが意外と多いんです。
まずはあなたの本来の歯の美しさを知ることから。
それでも白さを求めたい時には歯医者さんで相談しましょう。
また、歯医者での口臭の治療と対策について、以下の記事にまとめました。
どうぞこちらもご参考になさってください。

