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小学生のお小遣いの平均は?定額制と報酬制どちらを採用すべき?

あなたのお子さんは、お小遣いを上手に使っていますか?
そして、親であるあなたは、子どもにお金の使い方や管理の仕方を教えていますか?

おこづかいって、いつからあげたらいいの?

以前に、小学校の保護者向けの小学生のお小遣い講座に参加したことがあります。
その時の参加者の声です。

相場はどのくらいなのかな?

いつから、どのくらい渡すのかは、各ご家庭によります。
参加者の中には、子どもの金銭感覚が気になるという方も多かったです。

あなたが気になる、小学生のお小遣いについて解説いたします。
この記事をご覧になると、以下の内容が分かります。

  • 小学生のお小遣いの平均額
  • 小学生のお小遣いの渡し方(定額制と報酬制)
  • 小学生のお小遣いの実践と結果
  • おすすめのお小遣い帳
  • 小学生から金銭感覚が身につくのか?
小学校中学年からお小遣いを渡し始めた、親歴15年の私がお伝えします。

小学生のお小遣いの平均とは?


確かに、毎日お菓子を買い続けると、割としっかりとした出費になります。小学校入学前からのお小遣いを考えている方もいらっしゃいますね。びっくりです。

まず、小学生のお小遣いの平均についてのデータを見てみましょう。

7割以上の小学生が、お小遣いをもらっています。
お小遣いの額を決める時の参考にしてください。


(出典:子どものくらしとお金に関する調査)

「月に一回もらう」子どもと、「ときどきもらう」子どもの金額が出ています。
最頻値がお小遣いの目安になります。

高学年に上がるに従い、「ときどき」から「月に一回」へ移行していくようです。
ですが、「月に一回」の最頻値が500円と変わらないことが、意外です。

小学生のお小遣いの渡し方


では、どのような渡し方があるのでしょうか?
各家庭での考えもあるので、「どれが正解」ということはありません。
主に、3通りの渡し方を解説します。

  • 毎月の決めた日に渡す➡定額制
  • 家事手伝いへの対価➡報酬制
  • 定額+報酬制➡ハイブリッド制

子どもの希望もあるでしょうし、しっかり話し合って決めるとよいでしょう。
以下に、それぞれについて、くわしく説明します。

定額制

毎月1回、決まった金額を渡します。小学生には、月初めの1日に渡すのが分かりやすそうです。
一か月、どのように使うのかを計画することが、金銭感覚を身につけることにつながります。

中には、年俸制を取り入れている方もいるようです。一度に1年分を渡して、自分で計画的に使うということですね。
相当しっかりした子どもでないと、難しそうですが、先に使いすぎたりなどの失敗から学ぶということでしょうか。

報酬制

家事などのお手伝いに応じて、渡します。お風呂掃除やお皿洗いをしたら50円などと、金額を決めて、その都度渡す。
もしくは、記録して、まとめて渡す。労働に対する対価を得ることを学べます。

テストで良い点を取った時に渡す、という家庭もあります。とても頑張れそうですが、そもそも自分の為に勉強をしているので、そのあたりがぶれてしまうという懸念の声も聞かれます。


子どもの方から、報酬制を提案されています。しっかりされてます。
結局どうなったのかが気になりますが...

定額+報酬制【ハイブリッド式】

定額のお金と合わせて、お手伝いした分を上乗せして、渡します。基本給+歩合という感じで、会社員のようです。

我が家はこのハイブリッドタイプで小学生時代を終えました。PTAのお小遣い講座で、このシステムでお小遣いを渡していると話すと、よい方法ですね!と言われるパパさんもいました。

我が家で実践した小学生のお小遣い


我が家は2歳差の子どもたちがいます。お小遣いを通して、お金には限りがあることや、計画性を持てるようになってほしいです。

長子が2年生になった頃、お小遣いが欲しいと言い始めます。ですが、「3桁の計算ができるようになったらね」と待ってもらうことにしました。
計算ができないと、収支が分からないからです。

そして、3年生になりました。3桁の計算ができるようになったので、お小遣いをスタートしました。
2年遅れて、次子も加わります。

小学生のお小遣い、ハイブリッド式を選択

はじめは定額制で月初めに、お小遣いを渡していました。他のママ友さんを参考に、学年×100円にしていました。

1年経つと、もう少し金額を増やして欲しいと長子が言いました。4年生となっていたので、400円です。
少し足りないのかなと思い、ネットで平均値などを調べました。

そして定額にお手伝いの報酬分を乗せる、ハイブリッド式がベストに思えました。
お仕事を続けると、報酬も増えるということを、体験させたかったのです。

ですが、お金欲しさにお手伝いをしまくって、お小遣いが高額になりすぎるのも考えものです。

一か月のお小遣いが800円ぐらいになるように、お手伝いの報酬を20円と低めに設定して、調整しました。
6年生の時は定額の600円と報酬分で1000円前後になるようにしました。

小学生のお小遣い帳とルール

お小遣いを渡すと同時に小遣い帳も渡しました。
我が家のルールとして、子どもたちにはこのようにお願いしました。

  • おこづかい帳をつける
  • おこづかいの日に、前月の残高が実際と合っているかを見せる
  • 毎月、定額の貯金をする
  • 前借はNG

このルールに沿って、お小遣いの運用が始まりました。
お小遣いを渡したら、嬉しくて、すぐに使い果たしていました。
お小遣い帳はまとめてつけることが多かったです。やはり面倒に感じていたのでしょう。

ゆえに時々、お小遣い帳の残高と実際の残高と誤差が出ました。少額ならば、使途不明金として記入させていました。

完璧を求めると続けるのが大変に感じますし、収支が大体つかめれば良しとしました。

以下のお小遣い帳は小学生におすすめです。
毎年3種類の異なる動物で、販売されています。シンプルで使いやすいです。
我が家も毎年お世話になりました。

小学生のお小遣いが終わったら

お小遣いのルールを何とか守り、子どもたちは小学生時代を終えました。
そして、子どもたちの金銭感覚はどうなったのか?

一人は、欲しいものの為に、コツコツ貯めるということを覚えました。
おこづかいを貰ったら、すぐ使うという感じではありません。

もう一人は、ひらめきでパッと買い物をします。
安いものを見つけて、欲しいものを工夫して購入しています。お金に限りがあるので。
貯金以外は残らないことが多いです。

性格的な違いもよく出ていますが、それぞれが考えて、お金を使うようにはなったということです。

小学生のお小遣いで金銭感覚を養うきっかけに

実際に働いてからでないと、お金のありがたみは分からないよ。

家族からの意見です。
『いくら厳しくお小遣い帳をつけさせても、お金の大事さが分かるのは、大人になってから。』
確かに、そうなのかもしれません。

日本というのは、お金の話をすることがタブーである、というような風潮があります。
小学校でも、お金については、具体的に教えてはくれません。

私も、結婚し、家庭の家計を扱うようになってから痛感しました。
もっと、お金の管理の仕方などをしっかり知っておきたかったと。

私も子どもの頃には、お小遣いをもらっていて、お小遣い帳をつけるように言われていました。
私の大雑把な性格を、親が受け入れてくれていたのでしょう。
お小遣い帳をつけていなくてももらえましたし、貯金もせず、とても緩いルールでした。

そうなると、お金についての教育は、家庭でのしつけとして、親の役割が大きいように思います。
子どもが、金銭感覚を身につけていけるように、親・保護者がサポートしていくべきなのです。

小学生のお小遣いは、金銭感覚を身につける最初の一歩として、丁度いいのではないでしょうか。


まさに、お小遣い帳で金銭感覚を養われたのですね。説得力があります!

小学生のお小遣いのまとめ


子どもたちはこれから、様々な転機に対応しながら、生きていきます。
その対応力の一つとして、お金を管理する能力は必須です‼

小学生のお小遣いのポイント
  • 平均額の金額を参考にする
  • 定額制・報酬制・ハイブリッド式の渡し方がある
  • お小遣いのルールを決める
  • 子どもの性格・成長に合わせる
  • 金銭感覚を身につけるきっかけに

小学生の間に完璧な金銭感覚を身につけるのは、難しいことです。
ですが、親子で色々お金について話す機会を持つことは有益ですよ。

そうすることで、子どもがお金のことを考えるきっかけになってくくればと思います。
どれが正解というわけではありませんから、あなたのご家庭内でしっかりお話合いをされて下さい。

なお、子どもがお小遣いを貯めてiPadを買った際は、以下の記事を参考に適切な設定をしてあげましょう。

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ひじりこ
子育てが少し落ち着いてきました。 趣味は部屋の模様替え。最近は物を増やさないように、気を付けています! 日々、家事や片付けがスムーズになるよう、模索中。
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