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【英国発】犬のしつけで使える英語の必須コマンド18選【動画あり】

私と愛犬は現在、イギリス人の夫と一緒に英国の田舎で暮らしています。
犬のしつけに英語を使うと、とても効果があるのでおすすめです。

どうして英語でしつけると効果的なの?

犬のしつけで使える英語のコマンドを知りたい

こんな疑問をお持ちでしょう。

私は日本語と英語どちらでも犬のしつけをした経験があります。英語の方が簡単にしつけることができましたよ。

今回は犬のしつけで使える英語の必須コマンド18選をご紹介し、使い方のコツまで解説します。
この記事をご覧になると以下のことが理解できます。

  • 犬を英語でしつけると効果的な理由
  • 犬のしつけで使える英語の必須コマンド18選
  • 英語のコマンドの使い方のコツ
愛犬との経験をもとに、動画を交えお伝えします。

なお、犬のしつけに関する教材は、【2022年最新】犬のしつけ教材を徹底解説【比較表あり】をご覧ください。

犬を英語でしつけた方がいい理由

犬をしつけるときにたいていの方は日本語でしつけています。
しかし、英語を使ってみると意外と簡単にしつけることができますよ。

英語が犬のしつけに効果的な理由を解説していきます。

コマンドがシンプル

コマンド自体がまずシンプルであることです。
「おすわり」を「Sit」と音が少ないものが多いです。

とっさの時にも言葉を発しやすいです。
特に注意するときはわかりやすく「だめ!」ということを示すことができます。

言葉に力をこめやすい

音がシンプルなので、言葉に勢いをつけることができます。

日本語は言葉に力が分散する印象です。
しかし英語はアクセントがあるので、はっきりコマンドを出すことができます。

言葉に強弱があると、犬もわかりやすく反応しやすくなります。

家族でコマンドを統一できる

家族それぞれ違うコマンドを出していると、なかなか犬をしつけることができません。

例えば犬に「こっちこい」と指示するとします。
日本語では「おいで」「来て」などいろいろな表現ができますが、英語では「Come」一言です。

コマンドが簡単なので、家族同士でも統一してしつけがしやすいです。

家族バラバラなことを言っているとコマンドが定着しません。
皆同じ指示を出せれば犬も早く覚えてくれますよ。

【犬のしつけ】英語のコマンド18選と使い方のコツ

英語で犬をしつけることはハードルが高く見えるかもしれません。
しかし、あなたが思っている以上に簡単ですよ。

ここでは覚えておきたい必須のコマンド18フレーズをご紹介し、使い方のコツを解説します。

基本的なコマンド

基本的なコマンドはしつけには不可欠です。

  • Sit!(おすわり)
  • (Lie)down(ふせ)
  • Up(立て)
  • Shake hand(お手)
  • Other hand(おかわり)

基本的なおすわり、伏せ、立てはシンプルで分かりやすいです。
発音はなるべく正しく言えた方がいいです。

例えばSitをShit(クソ)Seat(座席)のように間違えて聞こえることもあります。
「シット」ではなく、しっかり「スィット」と発音するようにしてください。

それぞれ音声を録音し、正しい発音ができているか確認してから使ってみましょう。

そして犬が混乱しないよう、毎回同じ発音を心がけてください。

お散歩の時のコマンド

  • Wait(待て)
  • Stay(そのまま動くな)
  • Come (here)(おいで)
  • Heel(ついて)
「待て」にはWaitStayのどちらかを使う人が多いです。しかし我が家ではWaitStayの両方を違う場面で使い分けています。

Waitはご飯を待つとき、道で待つときに「そこから前へでるな。」という意味で使います。
Stayは長く待てをするときに「そのまま動くな」という意味で使います。

ややこしくなる場合はどちらかに絞りましょう。

Heelはお散歩の時に私の横について歩くようにという合図です。

散歩の時に私から離れたら、「Heel」と言って自分の横につかせます。
散歩中にしつけるのは難しいですが、根気よくコマンドをだして犬に覚えさせましょう。

注意するときのコマンド

注意するときのコマンドはよりシンプルです。

  • No!/Off!(だめ)
  • Shush!/Quiet!(静かに)

Noはだめなことをしたらどの場面でも使えます。

Offは食べ物などに近づいたり、テーブルに手をかけたりしたときに使います。「離れろ」の意味で使うことが多いです。

とにかくどのコマンドも一番最初の音に力をいれるのがコツです。
はっきりした発音をすることで迫力が出ます。

遊び、芸をする時のコマンド

余裕があれば芸のコマンドも覚えてみましょう。
そしてハンドジェスチャーも一緒につけてあげるとより反応しやすくなります。

  • Roll over(転がれ)
  • High five!(ハイタッチ)
  • Spin(まわれ)
  • Fetch(とってきて)
  • Drop it(出せ)

基本コマンド以外にも芸を覚えさせるとより愛犬と信頼関係が生まれます。英語のコマンドだと簡単に指示ができますよ。

ほめるときの言葉

ちゃんということを聞いたときはしっかりほめることでしつけが定着していきます。
せっかくならほめるときも英語を使ってみましょう。

  • Good boy/girl!(いい子だね)
  • You’re clever/genius!(頭がいい/天才!)

ほめるときは思いきりほめておやつをあげてください。

犬を英語でしつけるコツのまとめ

全てコマンドを英語にするのは最初はハードルが高いかもしれません。

ですが犬にとって、英語はシンプルでわかりやすく、反応もしやすいんですよ。
その点で英語のコマンドはしつけには効果的なのです。

まとめ
  1. 犬を英語でしつけた方がいい理由
    • コマンドがシンプルで家族みんなで共有しやすい
    • 力がこめやすい音の並びである
  2. 犬を英語のコマンドでしつけるコツ
    • 英語の発音は毎回同じ発音を心がける
    • ハンドジェスチャーも一緒につける
    • 注意するときは最初の音に力をこめる
    • ほめるときも英語でほめてみる

現在私はイギリスに住んでいます。
犬に対するしつけについては、海外の方がしっかりしている印象です。

私は今の愛犬の前に飼っていた犬を日本語で育てました。
今の犬は夫の影響で英語でしつけましたが、その方がしっかり芸までしつけられた気がします。

ぜひ基本のコマンド以外にも英語を使ってしつけをしてみてください。
より犬との信頼が深まり、良好な関係が気づけますよ。

なお、犬のしつけ教材について、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。

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ABOUT ME
mai_sak
職業看護師+自由人。最近の趣味はスポーツ観戦、家で夫と料理を作ってプチピクニック、犬と遊ぶことにはまり中。イギリス人夫と英国の田舎へ移住。イギリスでも健康関連の仕事を探し中。将来は世界の貧困や教育に関われる仕事につけたらと大きな夢だけ持ってます!
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