ガーデニング初心者は、プランターに花を植えることから始めましょう。
そんな疑問やお悩みをお持ちのガーデニング初心者のあなた。
今回は、ガーデニング初心者がプランターに植えやすい花や植えるコツを解説！
あわせて、初心者が選ぶべきプランターもご紹介します。
この記事をお読みになると以下のことが分かりますよ。
- プランターの選び方
- 初心者がプランターに植えやすい花
- ガーデニングで失敗しがちなこと
- 植えた花の管理
- 【初心者向け】プランター寄せ植えのコツ
- ガーデニングを学ぶのにおすすめの講座
【ガーデニング初心者向け】プランターの選び方
プランターは、大きさ、形、デザインも多種多様。
園芸店やホームセンターに行くとたくさんの種類を目にし、何を選んだら良いのか迷われるかもしれません。
素材
プランターには様々な材質が使われており、それぞれ特徴があります。
一般的な材質としては、プラスチック、木、テラコッタ（素焼き）、陶器などがあります。
プラスチック
重量が軽く持ち運びが簡単で、最も初心者向けと言えます。
また比較的価格が低いにもかかわらず、デザインも豊富で、こだわりのある方にもおススメです。
木製
重量が比較的重く、設置場所によっては劣化が早くなることもあります。
しかし通気性が良く、根腐れを起こしにくいです。
テラコッタ（素焼き）
おしゃれなフォルムで、ガーデニングを楽しむ人に一番人気があります。
重量が重くなりますが、100%自然素材なので吸水性、通気性は抜群です。
ただちょっとした衝撃や低気温でも割れやすいのが難点。
特に冬期は割れやすくなるので注意が必要です。
形・サイズ
プランターには長方形、正方形、丸形、ハンギングタイプなど、色々な形があります。
大きさや深さも様々で、植える植物の種類によって見合ったものを選ぶのが良いです。
一般的には8号（直径24cm）～10号（直径30cm）くらいのサイズが使いやすいと言われています。
植える植物の量を考え、適量を植えるように気を付けましょう。
バランスが悪いと根詰まりや水切れを起こしたり、せっかく植えた植物が倒れてしまったりします。
ガーデニング初心者がプランターに植えやすい花
いざプランターに植えてみよう！と思っても、種類が多すぎてどんな花を選んだらいいのか迷ってしまいますね。
ここでは初心者のあなたも扱いやすい花をいくつかご紹介したいと思います。
ビオラ・パンジー
よくちまたでも見かけるビオラとパンジー、似ていますが区別できますか？
実はこの2種のお花、学術的には同じお花で、大きさの違いで分けられています。
2種共に基本的に寒さに強いので育てやすく、お色も豊富なので寄せ植えにはピッタリのお花です。
あどけなくて可愛らしいお花は、見る者をほっこりさせてくれますね。
ネメシア
お花の形がかわいくて、たくさん咲くとボリュームが出ます。
このお花、色鮮やかな花々がまるでお花畑のように一面に咲き誇るんですよ。
お色の種類も豊富なので、どんな植物とも合わせられます。
冬期から初夏まで比較的長く開花を楽しめます。
ペチュニア
丈夫で成長がとても早く、あっという間にあふれんばかりのお花を咲かせます。
多品種、多色でほかのお花とも合わせやすく、寄せ植えに適しています。
開花時期は春から秋までと比較的長め。
流れるようなフォルムがまるでブーケのよう。
優雅なイメージを醸し出し、うっとりとした気分にさせてくれますね。
毎日眺めているだけで、幸福度がアップしちゃいますよ。
プリムラ・ジュリアン
多品種、カラフルなお色も多く、お花の形もさまざまです。
お花の位置が低いため寄せ植えのサブ花としても大活躍。
日当たりが良ければ耐寒性はあり、晩秋から春にかけて楽しめます。
ガーベラ
女性に大人気のガーベラ。
切り花ではよく見かけますが、ミニサイズの物なら寄せ植えにピッタリです。
そして花びらの形や色の種類がとっても豊富なんです。
でもどれをとっても、可愛すぎてキュンときちゃいますよ。
思わずカメラでパシャリと写真を撮って、待ち受け画面にしたくなっちゃいますね。
ノースポール
中心がイエロー、花びらはホワイトの3cmほどの小さな花を咲かせます。
葉っぱは深緑で、形がギザギザしていて、お花と相まってシンプルながらとても可愛らしいんですよ。
寒さに強いので開花の時期が長く、初心者でも比較的育てやすいので人気が高いです。
アイビー
アイビーはつる性の植物で、お花は咲きません。
花ではありませんが、葉っぱの色や形、模様が豊富なため、どんな植物とも相性が良く、寄せ植えの引き締め役として重宝します。
どんどん成長してしまうので、寄せ植えに入れる場合には全体のバランスを見てカットしましょう。
まずカットしたアイビーを容器に水挿ししたら、インテリアとして楽しめます。
そのうちに根っこが出てくるので、それを再び土に植え替えることができるんですよ。
この方法なら、1本からどんどん増やしていけちゃうんです。
とてもお得だと思いませんか？
初心者がプランターへの植え付けで失敗しがちなこと
せっかく植えた植物たち。
きれいな状態で長く楽しみたいですよね。
でも初心者のあなたは、良かれと思って間違ったことをしてしまうかもしれません。
基本的な知識を得て、失敗しないように育ててあげましょう。
プランターの置き場所
時期によって日当たりの良い場所が変わるので、日中6時間くらいは日に当たる場所に置きましょう。
夏場は西日を避ける、冬場は霜や雪の付着を避けるなど、その時々で植物にとってダメージを与えない場所に移動してあげましょう。
水やり
土の表面をよく観察してみて下さい。
乾いていたら、底から水が流れ出るくらいたっぷりの水をあげるようにします。
お水は足りないと枯れてしまい、逆にやり過ぎは根腐れなどのダメージにつながります。
夏場は朝夕2回に、梅雨期や冬場は週に1・2回にするなど、毎日よく観察し、植物の声を聞いてあげましょう。
肥料
肥料は植物にとって大切な栄養素です。
定期的にあげるようにします。
必ず記載されている分量を守ってあげ、決して花、茎、葉に直接触れない様に気を付けましょう。
プランターに植えた花の管理
初心者のあなたでも、簡単なひと手間をプラスするだけで、きれいな状態を長くキープできます。
忙しいあなたも、ほんの少し手間をかけてあげて下さい。
お花は心を癒してくれますし、愛着がわけばより楽しくなりますよ。
摘芯（ピンチ）
植えた植物から新芽がぴょんと出てきたら、茎の先をハサミで思い切ってカットしちゃいましょう。
これを摘芯(てきしん)（ピンチ）と言い、このひと手間で、横からも新芽が出て全体的に形が良くなり、ボリュームも出ますよ。
一般的には植え付け後から2~3週間、葉が全体を形よく覆うまで2,3回行うのが理想です。
花がら摘み
咲き終わったお花をそのままにしておくと、カビや病気を引き起こします。
また新しい花の成長を妨げ、全体的に花つきが悪くなってしまいます。
そこで花がら摘みをこまめにやりましょう。
やり方は簡単です。
枯れたりしぼんだりしたお花を見付けたら、花茎からカットするだけ。
水やりついでにちょっとカットするだけで、美しいお花を咲かせることができますよ。
【初心者向け】プランター寄せ植えのコツ
1種類のお花の色違いをそれぞれ植えて、並べてみるのも可愛くておシャレです。
でも寄せ植えなら、様々な種類の草木花を寄せ集め、調和を楽しむことができますよ。
育つ環境、開花期が同じであればあとは自由に選んでOK。
色や形、高低を組み合わせて自分好みに仕上げましょう。
- メインのお花、プランターを決める
- メインのお花に合わせて一緒に植える植物を選ぶ
- 植える前にビニールポットのまま並べてバランスを確認する
色違いでグラデーション
どなたでも簡単にできる最も簡単な寄せ植え。
それは同じお花ばかり集めちゃうことです。
でも一工夫。
色違いでグラデーションを作ってみたらとても素敵ですよ。
初心者のあなたでも、好きなお花を1つ決めるだけ。
後は色違いでグラデーションするだけなので、気軽にチャレンジできますね。
色とりどりのお花はまるで花手水のよう。
見ているだけで心癒されますね。
こんなお花たちを毎日目にしたら、ノンストレスな生活を送れそうです。
3種の寄せ植え
寄せ植えを作る際には、種類を奇数で植えるとまとまりやすくなります。
あなたが初心者なら、まずは3種類の寄せ植えが比較的簡単ですよ。
メインのお花、サブのお花、リーフ類という組み合わせがおススメです。
このフォルム、生け花みたいですね。
これ一つを玄関先に飾るだけで華やかさが加わって、家全体の印象がグンとアップ！
道行く人が思わず足を止めて「綺麗なお花ですね」って声をかけてくれるようになりますよ。
少し慣れてきたらおなじ要領で、５種にチャレンジしてみてもいいですね。
こんなにかわいいお花たちが”こんにちは”していたら、毎日家に帰ってくるのが楽しみになっちゃいますね。
季節感のある寄せ植え
季節の変わり目に、その時期のお花で寄せ植えを作ってみたら、季節感が出て素敵ですよね。
小物などを使って行事に合わせて楽しんでみても、気分が上がりますよ。
クリスマス寄せ植えからの
正月バージョン🎍 pic.twitter.com/BDNt4qk2i7— ✿hitomix✿ (@hit_omix) January 4, 2018
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ガーデニング初心者向けプランターと花のまとめ
植物、とりわけ花はガーデニングの主役です。
そしてプランターは、花の表情をいかようにも変えてくれる名脇役です。
初心者のうちから花とプランターを合わせて1つの作品作りを意識してくださいね。
そうすれば、あなたが名ガーデナーとなる日も、そう遠くはないでしょう。
