ALBUS(以下、アルバスといいます)は、高品質な「ましかく写真」を無料で毎月送ってくれる(送料242円のみ必要)というサービスを提供しています。
とっても気になりますよね。。
今回は、なぜアルバスの写真プリントは無料なのか、その真相をズバリ解説!
この記事を読むと以下のことが分かります。
- アルバスはなぜ無料なのか
- アルバスの事業戦略
アルバスはなぜ無料なの?
アルバスが無料でプリントしてくれるのには、理由があります。
利益までは出ないにしても、インク代や紙代などは送料に入っているのかもしれません。
だから、無料プリントだけのユーザーがいても、おそらくそこまで痛手ではないでしょう。
無料プリントとアピールすることで、顧客を増やすことができるのです。
後発組の市場開拓
無料プリントサービスにおいて、アルバスは先駆けというわけではありません。
どのように市場開拓してきたのでしょうか。
無料や格安プリントといえば、アルバスよりも先に世に出ている他社のサービスがあります。
しまうまブック | 2010年から1枚5円で高画質を最短でお届け |
---|---|
ノハナ | 2013年から毎月21枚のフォトブック1冊無料 |
これらのサービスは共に人気があり、サービス開始からユーザーも増加してきています。
- 写真は「ましかく」のみ
- 毎月、前月分の8枚が無料
- 招待コードにより無料枚数を増やせる(上限15枚)
- ただし、送料は別途かかります
なお、しまうまブックについては、以下のアプリから登録できます☟
フォトブック・写真アルバム 作成アプリ しまうまブック
無料posted withアプリーチ
顧客情報を得るため
アルバスが無料プリントにより顧客を増やすのは、顧客情報を得るためです。
顧客たちがどんなものを求めるのか、アルバスは分析を重ねています。
最近は格安プリントの選択肢も多くなりました。
例えば「カメラのキタムラ」の「ポケットブック」は、ブックタイプなのでアルバムは不要。
わざわざアルバムを別に用意しなくて良いから手間がかからないですね。
以下のアプリをスマホにダウンロードして利用できます☟
カメラのキタムラのフォトブック -ポケットブック-
無料posted withアプリーチ
アルバス無料プリントの事業戦略
アルバスは無料プリントをすると同時に、ましかく写真を収納する為の専用のかわいいアルバムを販売しています。
ましかく写真用のアルバムは、今でこそ浸透し、いくつか市販されていますね。
以前はあまりありませんでした。
アプリで手軽に写真を無料注文できるので、同じく手軽に注文できるアルバムがあるならと、顧客は購入するのです。
既存顧客への新サービス提案
既存顧客を満足させるためには、ニーズに沿った商品を開発していかなければなりません。
私はアルバスを始めて3年以上経ちますが、始めた頃に販売している商品はアルバムだけでした。
最近では、このように色々な商品やサービスがあります。
- ディズニーの表紙のアルバム
- マンスリー動画を作れる
- アルバム用の透明カバーやシールたち
- ましかく写真専用の木のフォトフレーム
- 家族共有ができる新たなサービス
私のようにフォトフレームを求める声が多かったのかもしれません。
思っていた商品が実際に販売されると、私のように既存顧客は購入しますね。
アルバス専用アルバム購入者へのアプローチ
毎月の写真を入れていくための専用アルバムがあります。
スタンダードタイプの専用アルバムは120枚収納になっています。
ですが、人の心理として、見開きをひと月分に、1冊を1年分にしたいものです。
という状態になり、リフィル(台紙)を購入することになります。
- 毎月見開きが埋まるように、不足分を有料注文してもらう
- 1年分のアルバムにするために、不足分のリフィルの購入につなげる
なお、アルバス専用アルバムや代用品について、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。
アルバス専用アルバムを超える代用品は?利用歴3年の主婦が解説!
「アルバスはなぜ無料なのか」まとめ
そのように考える人は少なからずいます。
そして満足できるサービスを受けられるなら、顧客でい続けてくれるでしょう。
以下にこの記事をまとめます。
- 顧客を増やすための無料プリントである
- 競合他社に負けない価値あるサービスで既存顧客を増やし囲い込むため
- 顧客情報はアルバスにとって宝もの
- 顧客に専用のアルバムを購入してもらえる
- 他のアルバスの商品やサービスを提案するため
- 無料プリントは将来利益を生み出すための投資
アルバスは、まだまだ先の未来を見つめています。
現在は顧客を囲い込むために、他社と差別化した価値あるサービスを提供する段階にあります。
膨大な数の顧客データがあれば、ビジネスの可能性も広がっていきます。
だから現在のアルバスは、利益度外視で無料のサービスを提供することが必要不可欠なのです。
人気記事:小学生の我が子が友達とトラブルに!そのとき親がすることとは?
人気記事:iPadを子供に使用させる際の制限方法を解説【かなり本気です】