今年もあっという間に半分過ぎ去り、気が付いたらもう下半期ですね。
突然ですが、今年の干支はご存知ですか?
そう、今年はねずみ年です。
ねずみ年ということで、新しい家族にハムスターをお迎えした、というご家庭も多いのではないでしょうか。
また今年はステイホーム週間もあり、これからお迎えしたいと思っているご家庭も多いことと思います。
ハムスターは今や犬や猫に次ぐ、とても身近なペットになりました。
犬や猫にはない、ちまちまっとした動きがとても魅力的ですよね。
そこで今回はハムスターの選び方について解説いたします。
具体的には、以下の3点について、お伝えします。
- どんな人がどの種類のハムスターを選ぶとよいか
- 健康で元気なハムスターの選び方
- ペットショップでハムスターを選ぶ際のポイント
【ハムスターの種類別の選び方】どんな人におすすめ?
ハムスターと一口に言っても、種類は様々。
今は色んな種類のハムスターを目にする機会が増えましたよね。
ここからはハムスターの種類別にどんな人がおすすめかを解説します。
同じハムスターでも見た目や性格に違いがあるので、あなたに合ったハムちゃんを見つけてくださいね。
ゴールデンハムスター
ハムスターと言えばゴールデンハムスター!
と言っても過言ではないほどメジャーなハムスターですね。
大人になると体重約120~200gぐらいまで大きくなります。
ちょうど片手にすっぽり収まるぐらいと覚えておきましょう。
数字で見るとピンと来ないかもしれませんが、持ってみると案外ずっしりしてムチっとした感触があります。
人に慣れやすい性格の子が多いので、初めてのハムちゃんにおススメの一匹です。
また、思ったよりもなついてくれる子が多いので、夜にしっかりお世話をし、構ってあげる時間を作ってください。
スキンシップを楽しみたいと考えているのであれば、ゴールデンハムスターをお迎えしましょう。
キンクマハムスター
キンクマハムスターは、ゴールデンハムスターを品種改良した種類です。
大きさはゴールデンハムスターと同じで大きめですが、淡いオレンジの毛色が特徴です。
性格はゴールデンハムスター同様、穏やかで優しい性格の子が多い傾向にあります。
私の飼育経験上、ゴールデンハムスターよりもおっとりしている子が多い印象です。
早い段階で慣れてくれますので、きちんとお世話をしていればすぐにあなたとも仲良しになれますよ!
ハムスターとイチャイチャしたいと考えているのであれば、キンクマハムスターがおススメです。
ジャンガリアンハムスター
ゴールデンやキンクマ同様、とても有名なハムスターですね。
グレーの毛色に、背中のしま模様がチャームポイントのかわいこちゃんです。
大きさは少し小さめの30~45gほど。
体は小さいですが、気が強い子が多いのが特徴です。
また、警戒心も少し強めなので、慣れるまでに少し時間がかかります。
その分信頼してもらえると手乗りができるなど一緒に遊べるので、とてもかわいいですよ!
じっくり信頼関係を築きたいのであれば、ジャンガリアンハムスターがおススメです。
ロボロフスキーハムスター
最後に紹介するのは、ちょっとめずらしいロボロフスキーハムスターです。
まだまだ知名度が低いため、取り扱い店舗がとても少ないのです。
大きさは最小の15~30gほど!
ジャンガリアンハムスターよりも小さいハムスターなのです。
体が小さいため警戒心が半端なく、人に慣れにくい性格なのも特徴です。
またとても足が速くすばしっこいので、くれぐれも脱走には注意してください。
ロボロフスキーハムスターはかなり臆病な性格のため飼育難易度が高めと言われていますが、ちっちゃくてかわいい姿に一目で心を奪われるでしょう。
忙しくてあまり構えないけどかわいい姿を見て癒されたいあなたには、ロボロフスキーハムスターがおススメです。
健康で元気なハムスターの選び方
どの種類のハムスターを飼うか決めたのはいいけれど、どうやって元気なハムスターを選べば良いか分からずお悩みではありませんか?
ハムハム初心者であれば、ペットショップでどのハムスターも同じに見えてしまう…なんてこと、あるかもしれませんね。
初めてであればなおさら不安なことでしょう。
ここでは、健康で元気なハムスターを選ぶ際のポイントを紹介します。
しっかり覚えておきましょう!
毛並みは良いか
ハムスターはとってもきれい好きで、毛づくろいを欠かしません。
常に体をペロペロ、顔をクルクルっと洗顔?しており、お手入れに余念がないのです。
もし毛並みがボサボサしているのであれば、体調不良だったり、何らかの病気の可能性が高いです。
また、ストレスなどで禿げたりする子もいるので、同様にチェックしましょう。
目ヤニは出ていないか
かわいいハムちゃんのチャームポイントであるパッチリおめめもとても重要です。
健康なハムスターはまん丸でパチッとした可愛らしい目をしていますよね。
結膜炎など目に異常を起こしたハムスターは、目ヤニが出たり、涙が常に出るようになります。
鼻水は出ていないか
ハムスターに限らず、動物の鼻水は異常のサインです。
鼻炎や肺炎を患っている可能性があるので、ハムハム初心者は購入を避けましょう。
きちんと管理されているショップではまず見かけることはないのですが、健康なハムスターをお迎えするために覚えておきましょう。
下痢をしていないか
ハムスターが下痢をするとお尻の周りが汚れたりするので、一目で分かります。
細菌感染やストレス、寄生虫が主な原因のようです。
またハムスターの下痢は命に関わるので、お迎えしても長生きできない子が多いです。
上記の項目同様、きちんと管理されているショップではまず見かけることはありませんが、こちらも覚えておいて下さい。
同じケージ内に具合の悪そうな子はいないか
もし余裕があれば、他のハムちゃんの観察もしてみましょう。
多くのペットショップでは、同じ種類、性別のハムスターは数匹一緒にケージにいることが多いです。
毛並みが悪かったり、目ヤニが出ていたり、鼻水が出たりしているハムスターがいる場合、もしかするとお迎えしようとしているハムちゃんも同じ症状が出る可能性があります。
保険が効かないハムスターの医療費は、あなたが思っているよりも高額になります。
(レントゲンと検査で診察料1万円になることも…保険がないって恐ろしいですね!)
ですので、お迎え前のチェックは非常に重要なんです。
ペットショップでハムスターを選ぶポイント
では、最後にペットショップでハムスターを選ぶ際のポイントを説明します。
ハムちゃんのお迎え知識最終段階ですので、こちらも是非覚えておきましょう!
来店は夕方がおススメ
まず、ペットショップには夕方以降来店するようにしてください。
なぜかというと、ハムスターは夜行性のため、昼間に行ってもほとんど夢の中です。
ですので、動きが活発になる夕方にお店に行くようにすると良いでしょう。
回し車で遊ぶ姿が見られたらラッキーです!
この隙に、上記のポイントを確認しましょう。
人懐っこいハムスターの選び方
せっかくお迎えするのですから、なついてくれるハムスターが良いですよね。
まずは気になるハムスターを抱っこさせてもらいましょう。
人を怖がらないハムスターは、抱っこされても比較的落ち着いています。
人の手を怖がる様子がなければ、早い段階でなついてくれるでしょう。
なお、なつく種類のハムスターについて、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも合わせてご覧になってみてください。
噛まないハムスターの選び方は?
人を噛むことが少ないハムスターの場合は、まず顔を近付けてみてください。
この時に近付いてきて噛みつこうとするハムスターは、かなりの暴れん坊です。
ハムハム初心者は避けてください。
怒ったような表情をしているので、顔も観察すると良いでしょう。
ちなみに、私は実際に噛まれたことがあります。
ハムスターに噛まれるととんでもなく痛いので、噛みつこうとする素振りをするハムスターは避けたほうが無難です。
ハムスターの選び方まとめ
ここまでハムスターの選び方について説明しました。
最後に、もう一度復習しましょう。
まず、ハムスターを選ぶ際は、
- 毛並みは良いですか
- 目ヤニは出ていませんか
- 鼻水は出ていませんか
- 下痢をしていませんか
- 同じケージ内に具合の悪そうな子はいませんか
この項目を覚えておきましょう。
また、どの種類のハムスターが良いか迷った場合は、
- ゴールデンハムスター
- ハムスターを初めて飼うあなたにおススメ
- キンクマハムスター
- ハムスターとたくさん遊びたいあなたにおススメ
- ジャンガリアンハムスター
- じっくり信頼関係を築きたいあなたにおススメ
- ロボロフスキーハムスター
- 忙しくてあまり構えないけどかわいい姿に癒されたいあなたにおススメ
このチェックポイントも合わせて覚えておくと、あなたに合ったハムちゃんに巡り合えますよ!
あとはお店に行って、お迎えするだけです。
ハムスターのいる生活はあなたが思っているよりも楽しく、単調だった毎日を彩ってくれます。
私は20年前に初めてハムスターと出会ってから、寝ても覚めてもハムスター一色になっています(笑)
そんな小さな小さな家族を、たくさん可愛がってあげてくださいね!
なお、ハムスターのケージの選び方については、以下の記事で解説しています。
合わせてご覧になってくださいね。