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スウェーデンハウスのメンテナンスを入居3年のオーナーが解説!

スウェーデンハウスを検討しています。でも木は傷みやすいってよく聞くので、お手入れできるか不安です。

メンテンナンスはやっぱり大変なのかな?どこまでを自分でやって、どこまでをやってもらえるんだろう?費用のことも心配だな。

スウェーデンハウスのメンテナンスって難しそうだし、本当に自分でできるのか不安ですよね?

私も住み始める前は、メンテナンスについてわからないことが多くて心配でした。

そこで今回は、スウェーデンハウスの主要なメンテナンスを解説!

この記事をお読みになると、スウェーデンハウスを建てる前に知っておきたいメンテナンスの現実が理解できますよ。
本記事のポイントは以下のとおり。

  • スウェーデンハウスにしてもらえるメンテナンス
  • 自分でするメンテナンスと費用
  • メンテナンスを楽にするコツ
スウェーデンハウスに住み始めて3年になる私がお伝えします。

なお、スウェーデンハウスの「カタログ」は、ネットから取り寄せできます☟

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スウェーデンハウスのメンテナンスシステム


スウェーデンハウスは「100年住み継いでいく家」というブランドコンセプトを掲げており、手厚いアフターメンテナンスも魅力のひとつです。

公式ホームページにも「家を建ててからが、本当のおつきあいのスタート」とあります。

これを具現化したシステムが、50年間の無料定期検診システム「ヒュース ドクトル」です。

このシステムが少しわかりにくいので、解説していきます。

ヒュースドクトルは「 10年間の定期点検」と「50年間の定期検診」の2つに大きく分かれます。

10年間の定期点検

10年目まで計7回、各部位の基本性能が維持されているかを定期的に点検します。
ここで気を付けなければいことが次の点。

部位ごとに保証期間が違います

「10年間どこでも無料で補修してくれる」という訳ではありません。

保証期間をざっくり分けると、以下のようになります。

  • 家の中にあるもの(電気配線などの付帯設備や内部建具など)
    ➡1年保証または2年保証
  • 構造に関わるもの(基礎や外壁や屋根など)
    ➡10年保証

各部位の点検は、保証期間に合わせたタイミングでしてくれます。
なので、そこで明らかになった不具合の補修なら無料です。

ちなみに、定期点検のタイミングでなくても、困りごとで連絡すると、すぐに駆けつけてくれます(早ければ当日)。

今まで、我が家で補修してもらった箇所は次のとおりです。

  • 玄関のシューズボックスの扉(丸ごと交換)
  • 水栓下の収納扉(調整)
  • トイレの扉(調整)
  • ウッドデッキにつながる扉(調整)
  • ものを落としてできた床の傷(目立たないように補修)

扉が多いですね。
キーキー鳴ったり、開け閉めがしにくかったりといった不具合です。

スウェーデンハウスの人に聞いたところ、以下のような説明でした。

  • 木は自然素材なので湿度の変化などによって動く
  • 時間が経つにつれて段々と落ち着いてくるが住み始めてから1~2年は特に動きやすい

これは木の特性なので、ある意味当たり前のことなんですね。
とはいえ、しっかりとフォローしてくれるので、安心です。

床なんて自分で傷つけたんですが…。全て無料でやってくれました。

50年間の定期検診

10年~50年までは、5年ごとに無料健診します。

実際に修理やリフォームをするのであれば有料です。

あくまで「健診が」無料ということです。

健診箇所は「寿命に大きく影響する箇所」で、具体的には以下のとおり。

  • 基本構造躯体(基礎や躯体など)
  • 外周部(外装材や屋根材など)
  • 木部(玄関ドアや木製サッシなど)
  • 水廻り(給湯器・キッチンなど)
  • 白アリ対策
健診だけとはいえ、メンテナンスのアドバイスをもらえる機会にもなりますので、気持ち的に安心ですね。

関連記事:スウェーデンハウスの評判は?実際に3年暮らした建て主が検証!

自分でするスウェーデンハウスのメンテナンスと費用


自分でメンテナンスする箇所は、主に以下の3つです。

  • 玄関ドアや窓枠などの木部
  • 24時間換気システム
  • 無垢の床材

それぞれ解説していきます。

玄関ドアや窓などの木部

玄関ドアや窓など、屋外で木材が使われているところは保護塗装をする必要があります。

私の感覚では、木材保護塗装にかかる費用は年間8,000円くらい。
各箇所ごとに1~2年に1回程度は必要です。

塗装するのは、例えばこのようなところ。

  • 窓枠
  • 玄関ドア
  • ウッドデッキ
  • バルコニー
  • アプローチの柵

必要な材料と金額は大体下記のようになります。

玄関ドア用塗料 3,000円くらい(3~5回分)
玄関ドア以外の木部用塗料 10,000円くらい(すべての箇所を一度にやったとして1回分くらい)
はけ・マスキングテープなど 全部で1,000円くらい

これを年間でならすと、ざっくり8,000円くらいかな?というのが私の感覚です☟

  1. 玄関ドア用塗料…3年で1本➡3,000÷3=1,000円
  2. 玄関ドア以外の木部用…3年で2本(2種類)➡10,000×2÷3=6,666円
  3. はけ・マスキングテープなど…3年で買い替え➡1,000÷3=333円

①+②+③≒8,000円

24時間換気システム

24時間換気システムは1〜2ヶ月に1回はメンテナンスをした方がいいです。
メンテナンスと言っても、掃除をするだけなので簡単にできますし費用はかかりません。

掃除の仕方は4工程
  1. 外す
  2. 小さいほうきで掃く
  3. 掃除機で吸う
  4. 取り付ける

慣れれば1ヶ所10分くらいでできます。
1階と2階に1ヶ所ずつありますので、20分もあればできるかと。

これで家の中のキレイな空気が保たれるなら、まぁ楽なもんです。

2階はそんなでもないですが、1階は2ヶ月もするとかなり虫が入っています。
なので、なるべく面倒がらずにやりましょう。

無垢の床材

スウェーデンハウスの床は無垢材が使われています。
一般的なフローリングとは違うので、少しだけ注意が必要です。

とはいえ至って簡単で「水気に注意する」これだけです。
具体的には以下のようなこと。

  • 水が跳ねたら拭き取る
  • 濡れたタオルなどを置きっぱなしにしない

掃除は掃除機をかけて、たまにクイックルワイパー かければOKです。
無垢材の床は裸足が気持ちいいですよ!

私は冷え性ですが、真冬以外は裸足でいることが多いです。

「自分でするメンテナンス」としてご紹介しましたが、日々のお手入れ程度のことなので、難しく考える必要は全くありません。

クイックルワイパーは1枚30円ほどなので、大きな費用はかかりませんね。

読者様からの質問と回答

本記事をご覧くださった読者様から「スウェーデンハウスの仕様」に関するご質問をいただきました。
この記事を執筆した「Natuyuki」より回答させていただいた内容を追記します。

この情報が不要な方は読み飛ばしてください。
読者様の許可をいただきましたので、すべて原文のまま掲載いたします。

■読者さまからのご質問
「スウェーデンハウス」の仕様に関心があったので、検索サイトを使っていくつかのサイトを覗いていたところ、「スウェーデンハウスのメンテナンスを入居3年目の~」という題名の記事を偶然見つけました。
この記事を読んでいて気になることが2つあったので、質問いたします。

1.「無垢の床材」の項目に、「私は冷え性ですが、真冬以外は裸足でいることが多いです」と書いてあったのが気になります。
私は真冬の時期に常設展示場(富山県・石川県)を訪ねたことが何回かありました。

素足での入場は禁止されていることもあって、靴下を着用した状態で展示物を調べていたのですが、床に関しては、素足でも全く問題ないように感じました。床暖房は設置されていません。
私は「完成見学会」に何回か足を運んだことがあるのですが、設置されている暖房器具はどの家も「エアコン」だけでした。

先ほど「私は冷え性ですが~」と書かれていたのですが、「ほとんどの人は真冬でも素足で問題なく過ごせる」という認識でよろしいでしょうか?(エアコン暖房だけで)

■ Natuyukiからの回答1
お問い合わせありがとうございます。回答させていただきます。
あくまで私の考えになりますので、参考程度にお考えください。

真冬は靴下をはいて過ごしている人が多いのではないかと思います。
記事でも「真冬以外は裸足でいることが多いです」と書いてありますように、私も真冬は靴下をはいています。

素足で過ごせるかどうかは、当然、地域差や個人差があります。
ですので、「ほとんどの人が裸足で問題なく過ごせるか」というと、私はそうは思いません。

ちなみに私の家は東京なのですが、最近(3月中旬ころ)から裸足で過ごすことが増えてきました。
ですが、妻はまだ常に靴下をはいています。

このように、やっぱり個人差はありますよ。
質問者さんは北陸ですかね?だとすると、東京より少し寒いと思いますので、その辺も影響してくるかと思います。

また、暖房でどれくらい家を暖めるかにもよるかと思います。
ガンガンに暖めている家なら、たしかに冬でも裸足でもいけるかもしれませんね。

東京ならエアコンだけのお宅が多いのではないでしょうか。
うちも暖房器具はエアコン2台だけです。
稼働しているのはだいたい1台で、2台同時に使うことはほぼありません。

(薪ストーブを入れたかったのですが、「東京では入れている家はほとんどないし、暑すぎて使う機会もない」というようなことをスウェーデンハウスの人に言われました)

ちなみに、私が素足でいることが多いのは「裸足が好きだから」という理由もあります。
スウェーデンハウスに住み始めてからスリッパも廃止しました。

アパートや実家にいたときは、それこそ靴下にもこもこのルームシューズとかを使っていましたが、これらはまったく使う機会がありませんね。

2.「24時間換気システム」について
「1階と2階に1ヶ所ずつありますので~」と書いてあったのですが、これは「熱交換器つきの第一種換気で、給気口から入った新鮮な空気は各部屋を巡ったあと、排気口から出ていく」という認識で合ってますか?
(「石油ファンヒーターを使ってはいけません」という情報を別のサイトで得ています)

■ Natuyukiからの回答2
熱交換器つきの第一種換気はそのとおりです。

給気口から~について、正しくは、①換気システム本体で「汚れた空気を回収」し、②各所に設置された給気口から「新鮮な空気を出す」です。

高断熱・高気密・計画換気|スウェーデンハウス<公式>|住宅メーカー・注文住宅|北欧住宅|高気密高断熱| (swedenhouse.co.jp)

このあたりをもっと詳しく知りたければ、スウェーデンハウスの営業さんに直接聞くのがいいかと思います。営業さんでも答えにくい技術的なことなら、工事担当につないでくれるかもしれません。

以上です。
ご質問ありがとうございました。

人気の家づくり依頼サイト
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メンテナンスを楽にするコツ


メンテナンスに関して1番気になるのは、やはり木材保護塗装についてではないでしょうか?
ここでは、塗装を楽にするコツをお伝えします。

完璧主義は捨てましょう

完璧にやろうとすると、時間も気力も消耗するからです。

公式では、塗料がガラスなど他の場所につかないようマスキングテープなどで養生することを進めています。

ですが、私は結構この工程を省いてしまいます。
理由は以下のとおり。

  • 養生するのに時間がかかる
  • もしガラスに塗料がついてもすぐに拭けば簡単にとれる
  • 変なところを塗ってしまっても意外と目立たない

楽できるところは楽しましょう。

※判断は自己責任でお願いします

一度にすべてやろうとしない

やる場所を年に何回かに分け、さらにそこを何日かかけてやりましょう。

すべての箇所を一度にやろうとすると、1日5時間作業したとしても5日くらいかかるのではないかと。

また、塗装が必要になるタイミングは日当たりや雨風のあたり方が影響します。

ですので、一度にすべての箇所をやるメリットは少ないです。

必要なタイミングで順繰りにやっていきましょう。

例えば「今月は東側の窓とウッドデッキを3日に分けてやる」という感じです。

塗料は「木目が見えるタイプ」がおすすめ

塗料には下地の木目が見えるタイプと見えないタイプがあります。


ちょっとわかりにくいですが、左側の茶色い方が見えないタイプで、右側のこげ茶の方が見えるタイプです。
私がおすすめするのは「木目が見えるタイプ」です。

理由は、木目の美しさを活かせることと塗りやすさです。

木目が見えるタイプの方が、サラッとしていて塗りやすい

我が家では、もともとは下のようなデザインになっていました。

見えるタイプ ウッドデッキやバルコニーの上面など
見えないタイプ 窓枠、ウッドデッキの側面、バルコニーの柵など

スウェーデンハウスの人に聞いたところ、場所によってどっちがいいとかはなく、どちらのタイプでも問題ないとのこと。

我が家では、窓枠なんかも順次見えるタイプに変えていこうかと思っています。

なお、スウェーデンハウスの窓の特徴について、以下の記事で詳しく解説しています。
ご参考にどうぞ。

スウェーデンハウス 窓
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スウェーデンハウスのメンテナンスのまとめ


スウェーデンハウスの24時間換気システムや床材のメンテナンスは、慣れると簡単です。
一方、木材保護塗装はやはりそれなりに大変ですね。
ですが、やってみるとそんなに難しくはないので、安心してください。

私も住み始めるまで、DIYの経験はほとんどありませんでした。でもやってみたら、思っていたよりずっと簡単でしたよ。

ちょっと塗るのを失敗したところで、1メートルも離れればわかりません。
なので、気負わず楽しみながらやってみてください!

人気記事:スウェーデンハウスを建てて後悔したこと|建て主がホンネを暴露!

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ABOUT ME
Natuyuki
妻と1歳の娘と家族3人で愉快に暮らしています。現在、一般事務社員として働きながら、フリーランスのライターとして生計を立てられるよう勉強中です。 趣味は運動、旅、ピアノ、料理。これまでの自分の経験を活かしながら、心地よい暮らしのヒントになれるような情報を発信します。
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