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ハムスターの夏の飼い方|お手軽な暑さ対策は?【ヒント:ペットボトル】

今年も暑い夏がやってきます。
夏が大好きという一方で、あのうだるような暑さが苦手という声も多いですよね。

暑さが苦手なのはハムスターも同じで、私たち人間同様適切な温度管理が必要になってきます。
ハムスターの飼い方で気を付けなければならないのは、夏の暑さ対策です。

小さな生き物なので見落としがちですが、ハムスターは私たち同様生きています。

ちっちゃいし、適当でいいんじゃない?

なんて侮っていると、すぐに取り返しのつかないことになってしまうのです!
今回はハムちゃんと初めての夏を迎えるあなたに、夏場の適切な飼い方を伝授いたします。

身近にあるグッズを用いる、お手軽な暑さ対策もご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

ハムハム歴十数年の私が解説します!

ハムスターは夏の暑さが苦手


ハムスターは元々シリアやレバノン、イスラエルといった乾燥地帯出身の動物です。
この地域の夏は日本同様、暑いです!

「じゃあ、ハムスター暑いの平気じゃない?」

おそらく、こう思いましたよね?
ですが、ハムスターは暑さが苦手です。

なぜなら、日本と違い乾燥していること、それに加え昼夜の寒暖差が激しいので暑さの質が全く違うのです。
またハムスターは夜行性の動物です。

30度を超す昼間は土の中で眠り、涼しくなった夜に活動するので、実は暑さに触れることがないんです。
そのため、ジメジメとした不快極まりない日本の暑さは耐えられないのです

ハムスターの飼い方【夏の暑さ対策】


では、実際にどんな対策を取れば良いのでしょうか。
私の経験から特におすすめの方法を紹介します。

エアコンフル稼働

まず、エアコンはフル稼働させてください。
これはおすすめというより、私は飼い主の義務だと思っています。

住んでいる地域や住居によって差はありますが、ほとんどの住居は気密性が高く、夏は締め切るとどんどん温度が上昇します。
そうなると、体が小さいハムスターはひとたまりもありません。

そうは言っても、電気代が跳ね上がるのも事実。
私が実践しているおすすめ方法は、

  • エアコンの温度を26度~28度に設定する
  • ドアの隙間はタオルなどで塞ぐ
  • カーテンは遮光のものを選ぶ

この3つです。
これを実践すれば、多少ですが電気代を抑えることができます。

ちなみに、我が家の電気代を公表しますと…

エアコンを使わない時期→3千円台
エアコンフル稼働の夏→5千円台
(一人暮らし独身女、鉄筋コンクリート造マンション住みの場合)

だいたいこのぐらいの電気代がかかっています。
それぞれの家庭の事情はあるかと思いますが、ハムハム好きの意見としては、やはりエアコンはフル稼働させておいた方が良いです。

大切な家族を守るためなら、このぐらいはなんてことないはずです。

小動物用のひんやりグッズを使う

ハムスターと御影石 夏の暑さ対策
次に、小動物用のひんやりグッズを使う方法を紹介します。
ひんやりグッズと言っても様々な種類があるのですが、私が使用しているのは涼感マットです。

ただ、これだけだと暑さはしのげないので、エアコンとセットで使用するのがベターです
おすすめは大理石や御影石などの天然石を使用したマットです。

使い方はとても簡単。
まず石を家の中で一番涼しい場所に置いて冷やし、あとはハムスターのケージ内に入れるだけ。

エサ場や寝床に置くのがベストです!
類似品でアルミ製のマットもあるのですが、置き場所を間違えると高温になって危険なため、使用する際は注意しましょう。

上の写真でハムハムが乗っているのは、御影石という墓石にも使われる石です。
重厚で適度にひんやりしているので、我が家では梅雨の時期から活躍している優れものなんです!

なお、通信販売で簡単に購入できるので、ハムちゃんのために是非揃えてあげてください。

石の冷やし場所は冷蔵庫がベスト。
ただ出した直後は結露が出るので、よくふき取ってから設置しましょう。

保冷剤やペットボトルを使う

最後に、保冷剤を使う方法です。
保冷剤がない場合は、水を入れたペットボトルを凍らせましょう。

これを、ハムスターのケージ外にいくつか設置します。
できればハムスターの寝床付近が良いでしょう。

小さめのペットボトルであれば、ケージの中に入れて使用できます。
保冷剤は当然溶けて水滴が出るので、タオルを巻いておくか、受け皿を用意するのを忘れないでくださいね。

ですが、これで1日は持ちません。
締め切った部屋ではすぐに溶けてしまうので、有効時間は2,3時間程度と覚えておきましょう。

なお、YouTubeに詳しい設置方法の動画を見つけましたのでご覧ください。
ハムちゃんのかわいい仕草に癒されます(^^)/

暑い室内は保冷剤や凍らせたペットボトルもすぐに溶けてしまうので、長時間の外出の際はやはりエアコンと併用した方が賢明と言えます
(それでも電気代が惜しいのであれば、そもそも生き物を飼ってはいけません。)

【ハムスターの飼い方】夏場の留守番は何泊まで?


私たちがいくら外泊をしないようにいていても、突然の帰省や出張など、外泊を避けられない場合もありますよね。
でも、ハムスターに留守番させるのは不安ですよね。

実際私も帰省等でハムスターを留守番させたことがあります。
経験上、留守番可能な日数は2泊3日までです。

それ以上留守にする場合は預け先を探すかペットシッターにお願いしましょう。
また、留守番させる際にも、いくつかポイントがあります。

  • 3日分のエサを用意する
  • 出発前に水を入れ替えておく
  • エアコンを入れ、適度な温度にする
  • 可能であれば出発前日までに床材を入れ替え、清潔にする

夏場の外泊であれば、最低でもこのぐらいは気を遣わないといけません。
また、エサを用意する際は、キャベツやにんじんなどの生野菜は避けましょう。

もし食べ残してしまった場合、腐って虫が湧くこともあるので危険です。
ですので、エサはドライフードのみにしておきましょう。

ハムスターは熱中症になります!


ハムスターの飼い方で気を付けなければならないのが、熱中症です。
ハムスターも私たち同様、熱中症になります。

熱中症になれば命を落とすことにもなるので、非常に危険なのです。
ハムスターにとっての快適温度は、だいたい20度~26度と言われています。

人間にとって過ごしやすいと感じる温度とほぼ同じということが分かりますね。
ですので、30度以上になる締め切った部屋に置いておけば、どのようになるか想像できるはずです。

小さなハムスターは、私たちが思う以上にデリケートです。
少しの温度変化で急激に体調が変わってしまうので、夏の間は特に気を付けなければなりません。

あなたのちょっとした油断が取り返しのつかないことになってしまう、ということを常に頭に入れておきましょう

万が一熱中症になってしまった場合、水で濡らしたタオルにくるみ、少しずつ体温を下げましょう。
そして、すぐに動物病院に連れて行ってください。
様子見をしている間にあっという間に命を落としてしまいます。
大切なハムちゃんのためにすぐ行動してください!

夏のハムスター飼い方まとめ


これまで、夏のハムスターの飼い方について説明してきました。
最後にもう一度おさらいしましょう。

まず、夏のハムスターの飼い方として、

ハムスターの夏の暑さ対策
  1. エアコンをフル稼働させる
  2. 小動物用のひんやりグッズを使う
  3. 保冷剤を使う

この3つを意識しましょう。
夏のお留守番については、

ハムスターを留守番させるポイント(2泊3日の場合)
  1. 3日分のエサを用意する
  2. 出発前に水を入れ替えておく
  3. エアコンを入れ、適度な温度にする
  4. 前日までに床材を入れ替え、清潔にする

この項目を覚えておきましょう。

ハムスターはとても繊細で、常にあなたのサポートを必要としています。
私たち人間は自分でなんでもできますが、ペットのハムスターはそうはいきません。

あなたのお世話なしでは、生きていけないんです。
私は過去に不注意でハムスターを悲しい目に合わせてしまったことがあり、今でもとても後悔しています。

あの時ああしていれば、こうしていればもっと長生きできたかも知れない。
夏が近づく度に思い出すのです。

だからこそ、これからハムちゃんと夏を迎えようとしているあなたには、こんな悲しい思いはしてほしくありません。
後悔した時には、もう手遅れです

立派に天寿を全うさせるためにも、私たちの行動が重要になってきます。
ハムちゃんと一緒に夏を乗り切りましょう!

なお、ほかにもハムスターの記事を書いています。
以下の記事は、なつくハムスターの種類やなつかせ方について解説しています。
ぜひご覧になってみて下さいね。

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