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【レザークラフト】コインケースの作り方|型紙含め28枚画像付

小銭が一杯入るコインケースを作ってみたいなあ…

レザークラフトで簡単に作れそうなコインケースの作り方はないかな?

お財布についてる小銭入れが小さ過ぎて、すぐに一杯になって財布がパンパンになっちゃっていませんか?

レザークラフトなら自分好みの、自由な大きさの、使いやすいコインケースを作ることができますよ。

初心者でも手軽に作れる、シンプルな広口のボックス型「コインケース」を作ってみましょう!

プロの革職人にレザークラフトを習っている私が、作り方を画像付きでレクチャーします!

レザークラフト「コインケース」の道具と材料

牛ヌメ革で、広口のボックス型「コインケース」を作ります。

所要時間は2~3時間程度です。

先ずは「コインケース」製作に必要な材料と道具を準備しましょう!

【材料】

  • 牛ヌメ革(厚さ:1~2mm程度)
  • 厚紙 または 工作用紙(型紙用)

【道具】

  • カッター
  • 銀ペン
  • 菱目打ち(4本目と2本目)
  • ハンマー(菱目打ちとバネホック打ちで使用)
  • ロウ引き糸
  • 縫い針(2本)
  • ステッチンググルーバー(ライン引き)
  • やすり
  • トコフィニッシュ(コバ磨き)
  • ガラス板
  • コーンスリッカー
  • ハトメ抜き(バネホックの穴あけ)
  • バネホックの金具(オス・メス)
  • バネホックの打ち具と打ち台

レザークラフト「コインケース」の作り方

型紙を作る

事前に厚紙で型紙を作り、目打ちなどで革の銀面に型紙を写して裁断の準備をします。
型紙は市販の厚紙(または工作用紙)で十分です。

型紙を写して革を裁断する

型紙を作ったら、型紙を革の銀面の上に乗せ、目打ち(または銀ペン)でなぞって型を写し、裁断します。

使用する刃物はOLFAなど、市販の工作用カッターで大丈夫です。

今回は茶系色のクラフト染料でヌメ革を染めましたが、染色は特に必須ではないので説明を省略します(最初から染色された革を買ってきてもOK)。

角を丸くする

コインケースのカバーになる部分を丸定規を使ってカッターでカットしておきます。
直径10mmで角を丸く落としました。

革の裏面(床面)を磨いて滑らかにする

革のツヤツヤしている表を「銀面」、ザラザラして毛羽だっている裏を「床面」と呼びます。

床面の毛羽立ちを抑えるため、トコフィニッシュ(またはトコノール)を床面に塗り、床面全体に均一に伸ばし、ガラス板で表面が滑らかになるまで床面を磨きます。

残りのパーツも同様に磨いてください。少し力を入れて磨くと毛羽立ちがなくなり、光沢が出てきます。

革のコバ(切断面)もコーンスリッカーで磨きます。

革の接着(貼り合わせ)

蝋引き糸で縫う前に、パーツを接着剤で仮組みをします。

白ボンドをでコインケースの蓋の補強になる部分に白ボンドを均一に塗り、張り合わせます。

カードケースになる部分の縫い代3辺(「コ」の字)に、白ボンドを約5mmの幅で均一に塗り、コインケースの背中部分に接着します。

ライン引き

縫うための縫い穴を開けるため、ステッチンググルーバーでライン引きをします。

ライン引きをする時は、ステッチンググルーバーのガイドをコバにあてがいながらやると、コバと平行なラインが引けます。

ライン引きは、銀面に傷をつけてしまいやすいので、慎重に作業しましょう。

縫い穴をあける

上述の「ライン引き」でけがいたガイドラインに沿って、「菱目打ち」と「ハンマー」で革に縫い穴をあけます。

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縫い合わせ

レザークラフトでは、糸の両端に針を付けるので、針は2本用意します。

縫い糸の長さは、縫う箇所の約4倍の長さでカットします。

レザークラフトは「平縫い」と呼ばれる縫い方が基本で、表側と裏側からそれぞれ針を交差しながら縫い進めます。

先ず、コインケースの背中に貼ったカード入れ部分を縫ってしまいます。

縫い終わりは固結びでもいいですし、結ばないで白ボンドを付けても大丈夫です。

カード入れを縫い終わったところです。

コインケースが箱(ボックス)になるように4隅を縫い合わせます。蓋の部分まで、ぐるっと一周縫ってしまってください。

縫い終わると箱(ボックス)になります。

バネホック付け

【バネホック用の穴あけ】
コインケースの蓋の中心から15mmのところにハトメ抜きでホック用の穴(メスパーツ用の穴)を開けます。

▼ メスパーツ用の穴(中心から 15 mm)

オスパーツ用の穴は実際にコインケースの蓋を被せて合わせてみて、自分でちょうど良いと思ったところに印を付けてから穴を開けます。

▼ オスパーツ用の穴

【バネホック打ち】

バネホック用の打ち具(大)と打ち台を用意し、バネホックの金具(大)をセットし、打ち具を使って打ち付けます。
オス用、メス用、それぞれの打ち具が必要です。

▼ メスパーツの取り付け

打ち台のくぼみのある面を上にして敷いて、バネホックの金具をくぼみにいれて打ち付けます。

打ち付け方は、少しずつコンコンコン…と打ち込みます。


▼ オスパーツの取り付け

打ち棒が垂直になるように 気をつけながら、コンコンコン…と少しずつ打ちつけると綺麗に取り付けることができます。

一度にカン!と打ち付けてしまうのではなく、様子を見ながら少しずつ打ち込み、金具が止まったらOKです。

打ち込みが足りず金具が回転するようでしたら、もう少し打ち込んで、金具をしっかり固定してください。

ヤスリがけ と コバ磨き

最後の仕上げです。

縫い合わせた部分のコバに段差や凸凹がないかチェックし、もし段差があるようなら、ヤスリを使って平らに研磨します。

そしてコバにトコフィニッシュを塗り、コーンスリッカーを使ってコバが滑らかになるまで丁寧に磨きます。

レザークラフト「コインケース」の作り方まとめ

レザークラフトで「コインケース」を作ってみましたが、うまく作れましたでしょうか?

このボックス型のコインケースは小銭の出し入れが非常に便利で、とても実用的です。私も、この記事で作成したコインケースは常に持ち歩いております。

牛革でできているので耐久性も高く、自分で作れば材料費だけでできてしまうので、コストパフォーマンスがとても良いです。

ホックの打ち方や各工程の処理方法など、よくわからなかったところは、レザークラフトの教科書にも詳しく書いてますので、ご参考ください。

最後にポイントをまとめてみました。

レザークラフト「コインケース」の作り方
  • 手作りのボックス型「コインケース」は耐久性も高く、便利で実用的で、コストパフォーマンスが良い
  • 「コインケース」はシンプルなものであれば、革小物の中でも気軽に・簡単に作ることができる
  • 作り始める前に、材料と道具は全て用意する。
  • わからないところがあれば、その都度、レザークラフトの教科書で確認する
  • 多少荒削りでも最後まで作りきってしまうことが大事

『継続は力なり』と言いますように、レザークラフトも作れば作るほど、経験を積めば積むほど上達していきます。

作り方や道具でわからないところなどあれば、Twitter(@ko_ba_cha)のDMでお気軽に連絡ください。

またレザークラフトによる名刺入れの作り方について、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらもどうぞご参考になさってください。

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