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スウェーデンハウスの窓の特徴やメリットデメリットをオーナーが解説

スウェーデンハウス 窓

スウェーデンハウスといえば「木枠の窓」がひとつの特徴です。

スウェーデンハウスを検討しています。木の窓はステキだなとは思うんですが、結露とかは大丈夫なんでしょうか?

回転式の窓って他ではあまり見ませんが、どんなメリットがあるんですか?

「木枠の窓って結露は大丈夫なの?」「重くて使いにくいのでは?」といった心配もありますよね?

私も最初に木枠の窓を見たときは、色々と不安や疑問がありました。

そこで今回は、スウェーデンハウスの窓の特徴やメリットデメリットを解説します!
本記事のポイントは以下のとおり。

  • スウェーデンハウスの窓の特徴
  • メリット・デメリット
  • カーテンの決め方【窓のサイズに注意】
スウェーデンハウスに住み始めて3年になる私がお伝えします。

なお、スウェーデンハウスの「カタログ」は、ネットから取り寄せできます☟

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スウェーデンハウスの窓の特徴

スウェーデンハウスの窓の特徴
スウェーデンハウスといえば「窓」というくらい、木の窓はその美しさが目を引きます。
「見た目はいいけど実用性は?」という疑問もあるかと思いますが、機能面でもかなり優秀なんです。

スウェーデンハウスの窓の特徴は、大きく次の3つがあります。

それぞれ解説していきます。

木製サッシ

木のサッシは外気の影響を受けにくいため、結露の発生も抑えられると言われています。
なぜなら、木は断熱性が高いためです。

一方、一般的な窓のサッシで使われているアルミは、熱を伝えやすい材質と言えます。

例えば、次のものを想像してもらえればわかりやすいかと。

  • 真夏に触れないほど熱くなるアルミの滑り台
  • 冷蔵庫でキンキンに冷えたアルミ缶

このように、アルミは熱を伝えやすいんです。

一方、真夏に木を触ったって熱くないですし、木のお皿を冷蔵庫に入れてもそれほど冷たくはなりません。
つまり、結論は以下のとおり。

  • アルミサッシは外気の影響を受けやすい
  • 木のサッシは外気の影響を受けにくい
実際うちの窓は、結露もカビも全くありません。

三層ガラス

スウェーデンハウスの窓は3層ガラスになっていて、断熱性が高いのが特徴です。
理由は次のとおり。

  • 一般的な2層ガラスよりも厚みのあるガラスが3枚使われている
  • ガラスとガラスの間の空気の層も一般的な複層ガラスの倍の厚さをとっている
3層ガラスは空気の層が2枚あるため、空気の層の厚さは4倍ですね。

魔法瓶に熱湯を入れても、まわりは熱くなりませんよね?
これと同じ原理で、高い断熱性が実現できているんです。

また、分厚いガラスと空気の層は、下記のような効果も発揮します。

台風の音も気にならないほどの防音性

180°回転する

スウェーデンハウスの窓は、縦に約180°回転します。
メリットは次の2点。

  • 全開にできる(一般的な引き違いの窓は半分しか開かない)
  • 窓の外側も家の中から拭ける

ガバッと全開に窓を開けると、風が良く抜けて解放感もあって気持ちがいいですね。

窓の外側も回転させて簡単に拭くことができます(結局そんなに拭いてないですが…)。

「木製サッシでガラスが3枚もあって重くないの?」という疑問もあるかと思います。

結論、重いです。
ですが、これをデメリットと捉えるかメリットと捉えるかは人それぞれかと。

重みがあることで重厚感もでますし、しっかり密閉される感じがするので、私はこの重みが良いと感じています。

重くて扱いにくいということも、私の場合はまったくありません。

スウェーデンハウスの窓の特徴について、より詳しく知りたい方は公式ページもチェックしてみてください。

スウェーデンハウスの窓のメリット・デメリット

スウェーデンハウスの窓のメリットデメリット
ここまで、スウェーデンハウスの窓の3つの特徴を解説してきました。
次に、実際に生活をして感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット・デメリットはそれぞれ次のとおり。

メリット
  • 見栄えがいい
  • 夏涼しく冬暖かい
  • 音が漏れない入らない
  • 掃除がしやすい
  • 雨戸が不要

デメリット
  • 標準で網戸はついていない
  • 木材保護塗装が必要

それぞれ解説していきます。

見栄えがいい

家の中から見る木の窓は、それだけでインテリアになります。
また、大きな木枠の窓がある外観は特徴的で、草花や木ともよく馴染みとっても素敵です。

これは言葉で説明するより見てもらった方が断然伝わるので、多くは語りません。
ぜひ展示場などを見てみてください。

夏涼しく冬暖かい

スウェーデンハウスの家は、「夏涼しく冬暖かい」ことが大きな特徴のひとつです。
なぜなら、下記の2点が優れているから。

  • 家そのものの断熱性能
  • 窓(木製サッシと3層ガラス)の断熱性能

暮らし始めて、「スウェーデンハウスの家は本当にすごしやすい」と実感しています。

私も実家暮らしのときは、冬になると廊下やトイレが寒すぎて、行くのが億劫でした。

この家は(そもそも廊下はありませんが)、家中どこにいても同じ温度で快適です。

ただし、空調が不要ということではないのでご注意ください。

窓の開け閉めで温度調節もできますが、空調は必要です。

とはいえ、空調を1台稼働させれば、家じゅう「夏涼しく冬暖かい」室内環境になるので、かなり素晴らしいと思います。

音が漏れない入らない

次のメリットがあります。

  • 家の中の音が外に漏れない
  • 外の音はシャットアウトしてくれる

これもやはり、3層ガラスの防音性が高いためです。

実際、家の中で思いっきりピアノを弾いても、庭ではかすかに聞こえる程度。
雨が降っていても気がつかず、外に出てみて「あ、降ってたんだ」というパターンがよくあります。

反対に、次のことが言えます。

家の中では音が良く響きます。

この理由は、家の気密性が高いため、音が外に出れずに中で反射を繰り返すからだと思います。

なので、「家の中でひとりの空間を楽しみたい」というような場合は、不向きかもしれません。

ですがその場合は、専用の個室をつくるなど何か対策をすれば問題ないかと。

ピアノなんかは音が良く響くので、まるでコンサートホールで弾いている感じで、気持ち良いですよ。

掃除がしやすい

スウェーデンハウスの窓は掃除がしやすいです。
理由は以下のとおり。

  • レールがないため
  • 窓が180°回転するため

それぞれ解説していきます。

レールがないため掃除がしやすい

一般的な引き違い窓では、レールに溜まった汚れを落とすのはかなり面倒ですよね?
スウェーデンハウスの窓にはレールがありません。
なので、かなり楽です。

スウェーデンハウスのレールがない窓
レールがないので、そもそもそれほど汚れが溜まりません。
汚れていても、布で拭くだけで簡単にキレイになります。

窓が180°回転するため掃除がしやすい

窓を180°回転させて、室内から外側の面を拭くことができます。

スウェーデンハウスの回転する窓
上の写真は窓を150°くらい回転させたところです。
わかりにくくて申し訳ないのですが、外側の面が手前にきています。

一般的な引き違い窓の場合、2階の外側の面は基本的に掃除しませんよね?
やったとしても、せいぜい手の届く範囲を拭くくらいかと。

スウェーデンハウスの窓なら簡単に拭くことができます(やるかどうかは別として)。

この2つの理由から、スウェーデンハウスは「キレイな窓」を保ちやすいのです。

雨戸が不要

スウェーデンハウスの窓では雨戸も不要です。
そもそも雨戸は、一般的に防寒防犯対策の意味で設置するようです。

防犯に関しては、スウェーデンハウスの方が次のようなことを言っていました。

3枚のガラスを割るのは相当大変なので、泥棒も諦めます。

確かに、わざわざこの分厚いガラスを割ろうという気にはならない気がします。

防寒に関しても、すでに解説したとおりで窓で十分です。
こうした理由から、スウェーデンハウスでは雨戸が不要なんです。

雨戸ってかなり汚れが溜まるイメージがありますが、その心配もありません。
何より、外観がスッキリします。

標準で網戸はついていない

ここからは、デメリットになるところを解説していきます。

スウェーデンハウスの窓は、標準では網戸がついていません。

付けた分だけ追加で料金がかかってきますので、この点はデメリットと言えるでしょう。

ですが、ここで知っておいてもらいたいことがあります。

すべての窓に網戸をつける必要はありません

なぜなら、窓自体も大きく全開にもできるので、数か所の窓を開ければ十分風が抜けるから。

つまり、その数か所の窓にだけ網戸を付けておけば、窓を開けるときの虫対策もOKです。

またそもそもですが、スウェーデンハウスの室内は、窓を開けなくても季節を問わずかなり快適です。
これも断熱性能のおかげでしょう。

私は春も秋も花粉症に悩まされていることもあり、「窓を開けて風を通したい」と思うのは、本当に年に数回だけでした。

なお、網戸については、以下の記事の中で詳しく解説しています。

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木材保護塗装が必要

スウェーデンハウスの木の窓は、木材保護塗装が必須です。
1~2年に1回程度はやる必要があるので、それなりに大変ではあります。

とはいえ、やってみるとそんなに難しくはないので、安心してください。

私も住み始めるまで、DIYの経験はほとんどありませんでした。でもやってみたら、思っていたよりずっと簡単でしたよ。

また、何度か塗装をしてみて、私なりの塗装を楽にする”コツ”のようなものもわかってきました。

なお、塗装をする際の考え方やおすすめの塗装については、以下の記事で詳しく解説しています☟

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スウェーデンハウスの窓に合うカーテンの決め方

スウェーデンハウスの窓は、一般的な窓とサイズが違います。
そのため、既成のカーテンはほぼつけられないので注意してください。

ここでは、スウェーデンハウスの窓に合うカーテンの決め方について、ご紹介します。

カーテンのタイプはシェードカーテンがおすすめ

スウェーデンハウスで推奨されているのはシェードカーテンです。
シェードカーテンとは、生地を上げ下げするタイプのカーテンのこと。

スウェーデンハウスの窓につけるシェードカーテン
横に開く一般的なカーテンにすることもできますが、私としてはシェードカーテンが断然おすすめです。
理由は次のとおり。

  • 半分だけ開いたりしても不自然にならない
  • そのため光の入り具合を調節しやすい
  • ヒダをとらないためフラットでスッキリとした見た目になる
  • そのため生地の風合いや柄を楽しめる

北欧らしい大胆な柄が楽しめて、開けても閉めてもスッキリとした印象になるシェードカーテンがおすすめです。

スウェーデンハウスの窓につけるカーテンの開け閉め

カーテンの柄の参考例

インテリア打合せで、実際の生地を見ながらカーテンの柄を選べます。

花や葉っぱなど、ボタニカルなものをモチーフにした柄がたくさんあります。見ているだけでも楽しくなってきますよ。

一例として、我が家で選んだカーテンをいくつかご紹介します。
参考にしてみてください。

スウェーデンハウスのカーテン1
▲グリーンの壁紙にグリーンの花が描かれたカーテンを合わせました。

スウェーデンハウスのカーテン3
▲こちらは色違いです。

スウェーデンハウスのカーテン2
▲カラフルな馬が描かれています。

スウェーデンハウスのカーテン4
▲この柄は割と人気らしいです。

カーテン費用を抑える方法

ここで気になるのが、カーテンの金額だと思います。
正直かなりいい値段がします。

そこでおすすめしたいのがモザイクガラスの窓です。

スウェーデンハウスのモザイクガラス
モザイクガラスの窓であればカーテンは不要。
ですので、カーテンの枚数を減らして費用を抑えることができます。

モザイクガラスの窓が適するのは、窓の外が見えなくていい場所と外から見られたくない場所。

日が当たるとキラキラしてキレイですし室内も明るくなるので、とても気に入っています。

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スウェーデンハウスの窓のまとめ

スウェーデンハウスの窓と枯れ葉
スウェーデンハウスの窓について解説をしてきました。
スウェーデンハウスの窓の特徴は次の3点。

  1. 外気の影響が少なく結露の発生も抑えられる木製サッシ
  2. 断熱性と防音性に優れた3層ガラス
  3. 風をたくさん取り込めて掃除も簡単な180°回転する窓

スウェーデンハウスの窓のメリット・デメリットは次のとおり。

メリット
  • 木枠の窓で見栄えがいい
  • 木製サッシと3層ガラスの効果で夏涼しく冬暖かい
  • 3層ガラスの防音性の高さで音が漏れない入らない
  • 窓が180°回転しレールもないため掃除がしやすい
  • 雨戸が不要なので外観もスッキリ

デメリット
  • 標準で網戸はついていない(しかしすべての窓に網戸をつける必要はない)
  • 木材保護塗装が必要(塗装を楽にする”コツ”あり)

スウェーデンハウスのカーテンについては、シェードカーテンがおすすめです。
また、モザイクガラスの窓をうまくとり入れることで、カーテン費用を抑えることができますよ。

なお、スウェーデンハウスの内装については、以下の記事をご覧になってください☟

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Natuyuki
妻と1歳の娘と家族3人で愉快に暮らしています。現在、一般事務社員として働きながら、フリーランスのライターとして生計を立てられるよう勉強中です。 趣味は運動、旅、ピアノ、料理。これまでの自分の経験を活かしながら、心地よい暮らしのヒントになれるような情報を発信します。
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