チワワは多頭飼いすると、失敗するのでしょうか。
そんな不安や疑問があることでしょう。
チワワは動物ですから、多頭飼いして後悔しても戻ることはできませんから慎重に考えましょう。
そこで今回は、チワワを多頭飼いして失敗したことを3つご紹介します。
また失敗を踏まえ、チワワの多頭飼いで失敗しない方法を解説しますので、ぜひ実践してみてください!
なお、犬のしつけに関する教材は、【2022年最新】犬のしつけ教材を徹底解説【比較表あり】をご覧下さい。
チワワは多頭飼いしやすい
4頭飼った経験上、チワワはしつけがきちんとできれば、多頭飼いしやすいです!
理由は以下の通り。
- 家の中でも十分に運動量が足りる
- 超小型犬だからまとめて散歩に行ける
- かごやドッグカートに乗せれば移動も楽ちん
- シャンプーもカットも場所をとらず家でできる
しかし、私自身が多頭飼いに無知だったこともあり「失敗したな」と感じたこともありました。
チワワの多頭飼いで失敗したこと3選
私はチワワたちと一緒に生活し始めてから、いくつかの失敗を経験しました。
チワワをかわいがることばかりで、チワワたちが一緒に生活するために必要な知識やしつけを勉強しなかったことが失敗の原因です。
このあと失敗したことを具体的に3つお話しします。
チワワの性格の理解不足
チワワはとても独占欲が強いため、多頭飼いは犬同士の喧嘩や周囲の人へ噛みついてしまうもとにもなります。
個々が飼い主の愛情を独り占めしようとする性格をよく理解していなかった点が失敗でした。
チワワは、1匹だけをかわいがっていると違うチワワも「かわいがって」と近づいてきます。
しかし、チワワは独占欲が強いため、近寄らないように威嚇したり、急に血まみれになるような激しい喧嘩が始まることも・・・。
また、別の人が近づくと吠えて牙をむくこともあり驚きました。
後輩犬を先住犬といきなり対面させた
チワワの後輩犬を先住犬と対面させる方法が悪いと喧嘩の原因となります。
「この子はおとなしそうだから大丈夫」と簡単に考え、いきなり先住犬と顔合わせをしてしまったことが失敗でした。
チワワは、好奇心が強いので、犬同士でもすぐに仲良くしてくれるだろうと考えていました。
しかし、飼い主の前では先住犬の独占欲がむき出しになります。
先住犬に後輩犬をかかえて近づけようとすると敵意を示し跳びかかってきたのです。
後輩犬も負けじと敵意を示し、以下のようないがみ合いが・・・。☟
小競り合い❌チワワ🐶🐶💨#負けられぬ戦い#チワワ#チワワ多頭飼い pic.twitter.com/9wCO3GAoyJ
— マキとーる(チワワ) (@u4UEm6inWBhR48S) December 12, 2020
私は、この顔合わせをゆっくりしていませんでした。
2匹飼っていたところに、さらに2匹連れてきて「仲良くしてね」といきなり合わせてしまったのです。
この時にきちんとしていたら、血まみれの喧嘩になることはなかったのかもしれません。
とにかく4匹仲良くするまでに、時間がかかりました。
先住犬のしつけが不完全なまま後輩犬を迎え入れた
チワワは賢いためしつけがしやすいのですが、後輩犬は先住犬の真似をしてしまうところもあります。
先住犬のしつけができないまま多頭飼いすると、後輩犬のしつけがしにくくなります。
先住犬のトイレのしつけができないうちに、次のメスのチワワを迎え入れてしまったことが失敗でした。
はじめて迎え入れたのは、オスのチワワでした。
オスはマーキングが治せず、室内では以下のマナーベルトで対応することに☟
すると、はじめはトイレシートでできていたはずのメスも先住犬を真似して、片足を上げてマーキングするようになっていました。
結局、4匹ともに治せませんでした。
メスのチワワは、注意するとその時はしなくなりましたが・・・。
社会性を学ばないうちに、次のチワワを迎え入れてしまったことも失敗でした。
先住犬のオスのチワワは、とても元気がよく来客対応時やインターホンの音に反応し吠えていました。
散歩でほかの犬にあったときは、吠えて近寄っていくため、「ダメ!」と食い止めながらの散歩。
そのため、先住犬のチワワが吠え始めると、後輩犬のチワワも一緒になって吠えてしまい、静かにさせるのに一苦労です。
散歩は、なるべく人やほかの犬と会わないようなルートを模索することに・・・。
後輩犬は先住犬を見習うので、後輩犬のしつけができても結局また先住犬を真似して失敗することがあります。
なお、犬のしつけ教材については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください☟
チワワの多頭飼いで失敗しない方法
先住犬を優先する
先住犬を優先して愛情をたっぷり注いであげましょう。
そうすると、先住犬は後輩犬を受け入れてくれるようになります。
チワワは独占欲が強いため、先住犬は後輩犬が入ると「飼い主をとられるのでは?」と警戒し、威嚇します。
また、愛情が分散することで、すねていたずらをすることも・・・。
先住犬を一番にかわいがることで、後輩犬が私に近づくことを徐々に許してくれました。
また、先住犬は、自分が1番と認識することで、リーダーシップを発揮します。
チワワたちは、仲間と認めると互いに愛情を持ち、仲良くなります。
チワワ同士のコミュニケーションを大切にする
初めのうちの多少のじゃれあいは、チワワ同士お互いの関係性を確認するコミュニケーションです。
先住犬との相性を確認するためにも、犬たち同士のコミュニケーションの時間は邪魔しないことが大切。
チワワも同様です。
犬たちだけの顔合わせの時間を作ることで、飼い主に気を取られることなく、お互いを知り合おうとします。
「喧嘩がはじまった!?」と思っても、仲介に入らず解決のときを見守ることも必要です。
実際に、2匹メス同士が喧嘩していたかと思うと、しばらくすると収束し、互いに傷をなめあっていたりします。
ひどい喧嘩になりそうなときは、先住犬が解決してくれることもありました。
先住犬のしつけが大事
チワワは賢いので、先住犬のしつけがきちんとできていれば、後輩犬たちは真似をし見習ってくれるので多頭飼いしやすくなります。
しつけができていないと、悪い部分も真似してしまうことから、先住犬のしつけは重要です。
うちのチワワは、4匹まとめて散歩の後に、1匹ずつ足を洗うため玄関先で待たせています。
初めは、勝手に室内に上がろうとしていたのですが、先住犬を待たせることで、ほかの犬たちも自然と待てるようになりました。
チワワの多頭飼いまとめ【失敗しないために】
チワワの多頭飼いについて、記事の内容をまとめます。
- 先住犬を優先してかわいがれば、後輩犬と仲良くしてくれる
- 犬たち同士の時間はお互いを認め合うコミュニケーションの場のため、あたたかく見守る
- 先住犬のしつけがしっかりできていると後輩犬が見習ってくれる
そうすれば後輩犬は先住犬を見習ってくれるので、後輩犬のしつけがものすごく楽になりますよ。
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