スノーボード。そろそろ普通の滑り方は飽きてきたな・・・
ターンができるようになってきたけど、フリーランってどんな種類があるか分からない・・・
というあなたに様々な障害物や地形での滑り方をお話ししたいと思います。
この記事では、ゲレンデでフリーランを楽しんでいる私が自身の体験をもとに、スノーボードでマスターしたいフリーランの滑り方について4つ厳選してご紹介します。
あわせてフリーランの注意点もお伝えしますので参考にして下さい。
おすすめスノーボードフリーランの滑り方4選
フリーランとは、ゲレンデで自由に滑るということです。
スピードを出して疾走感を楽しんだり、山の地形を使って遊んだり、様々あります。
フリーランを楽しむのは人それぞれだと私は思うのです。
ここからはもっとスノーボードが楽しくなるフリーラン4選を紹介します。
山の地形を使ったフリーラン
地形を使ったフリーランは一番身近な滑り方です。
出っ張りがあったり、少し坂になっていたりと多種多様な地形があるのが山の素晴らしさです。
山はフリーランを楽しませてくれる自然のパークだと私は思うのです。
人工的なパークにはない、好きな場所で自由に滑ることができるのが地形遊びなのです。
地形を使ったフリーランはスノーボードの醍醐味ですが、危険もあるので十分注意しながら滑る必要があります。
私もスピードの出し過ぎで木の根に引っかかり怪我をした経験あります。
なので、あなたも地形で遊ぶ時は視界を広く持ち、スピードの出し過ぎには気をつけましょう。
パークでトリックを決めるフリーラン
パークはキッカーやボックスといった自由にアクションをエンジョイするフリーランです。
キッカーで空中を飛ぶのもいいですし、ボックスで技を決めるのもあなた次第で楽しむことができます。
ただ、パークには安全にフリーランをするためのルールがあります。
私が把握しているパークの4つのルールを紹介したいと思います。
- ジャンプの着地ポイントに立ち止まらない、コケてしまったらすぐに避ける。
- フリーランの順番を守る。
- パークのランディング付近では止まらない。
- 前の人がランディングゾーンから抜けたのを確認してから
スタートする。
『パークでフリーランをするのに抵抗がある・・・』、『初心者だから・・・』とあなたも思ったことはあるはずです。
初めてだからパークで遊んではいけないルールはないのです。
ルールやマナーを守ってさえいれば回りを気にすることなんて無いと私は思います。
フリーランなんですから、パークでコケてもいいじゃないですか!
新しいことにチャレンジすることはとても大切です。みんな最初は初めてなのです。
しかし、いきなり大きなキッカーに挑戦したりと実力に合わないフリーランは怪我に繋がります。
あなたの実力にあったパークでフリーランを楽しみましょう。
フワフワの新雪を滑るフリーラン
フワフワとした雪を回りに舞い上げながら滑ることをパウダーランと言います。
パウダーを舞い上げながら滑るため、雪の波に乗っているかのような浮遊感が味わえるのはパウダーランの最大の魅力です。
自然が作り出すコンディションは日々によって変わるため、滑るたびに違うパウダーランが味わえます。
また、スキー場によって地形や雪質の変化もあって、面白いです。
フリーランの中でパウダーランはとても人気なのであなたも夢中になることでしょう。
私もパウダーランをしていますが、転んでしまうとフワフワの雪で全身が埋まってしまいます。
抜け出そうとしても、雪の重さでなかなか板が持ち上がりません。
そのような場合は、めんどくさがらずに板を外しましょう。
パウダーエリアは整備されていないコースが多いため、
ゲレンデの許可されたエリア内で楽しみましょう。
グラトリでテクニックを見せるフリーラン
グラトリ(グランド・トリック)は滑らかなゲレンデでトリックを行うことを指します。
ボードを回転させたり、先端をあげたり、ボードのしなりを利用して飛んでみたり、複数のトリックを繋げてコンボを行なってみたりと、バリエーションは豊富であなたの想像力でオリジナルのコンボを繰り出すことができるのがこのフリーランの魅力です。
体のどこをどうやってどう動かすかをイメージしながらすることでボードと体の使い方がうまくなっていきます。
グラトリを行うことで自然にボードのコントロールが身に付けることができます。
あなたのペースで好きなもの、かっこいいと思うテクニックから取得できます。
でも、『グラトリって難しそう』と思ったことありますよね?
私も実際に見よう見まねで挑戦してみた経験があります。
しかし、目で見るのとやってみるとでは私が思っている以上に難しく、苦戦しました。
ですが、体の腰や膝などの使い方と重心のコツを掴めばあっさりできてしまうと思うのです。
フリーランをしているうまい人や動画を観察して体の使い方を見てイメージすることが大事です。
よくYouTubeにプロボーダーが滑るコツや解説動画をアップされているのでチェックしましょう。
好きな場所で好きに滑るスノーボードフリーランの魅力
紹介してきた中に好きなフリーラン、試したいフリーランはありましたか?
好きなコースで好きなアクションであなたの思うように滑ることが一番のフリーランの魅力です。
私は地形を使ってグラトリをしたり、パークで技を決めたり、スピードを出したパウダーを楽しんだりと、滑る人によって様々な組み合わせがありオリジナルのフリーランがあると私は思います。
これこそがフリーランです。
スノーボードでフリーランを上達させるには?
雪に慣れて、コースの斜面に慣れて、ボードの扱いに慣れることが大事です。
上達するにはとにかくフリーランをすることだと私は思うのです。
また、友人とフリーランをするのもオススメです。
友人と滑ることでフリーランを楽しみながら身近に教えてくれる人がいるからです。
どこがダメだったのか、もっとこうした方がいいなど友人からの指摘は受け入れやすいです。
そして、リフトで移動中に一回一回のフリーランの感想を聞けることができるのです。
フリーラン前にイメージトレーニングをすることも重要なことです。
スノーボードのフリーランで注意する点
スノーボードのフリーランは自由に滑ることが楽しいですが、ゲレンデの注意事項を知らないと他のボーダーを巻き込む事故を招く可能性があります。
ここではフリーランを行う場合に注意してほしいことをお話ししていきます。
ポケットのチャックは絶対に閉めること
よく初心者がポケットにスマートフォンを入れてフリーランをする人が多くいます。
そして、ポケットのチャックを開けてフリーランをするため気がついたら失くなっていることが多いです。
ゲレンデに落としてしまうと見つけることはほぼ不可能です。
そのためポケットのスマートフォンを入れて走行する場合は必ずチャックを閉めるように注意しましょう。
コースの真ん中で座って休憩はしないこと
フリーラン中にコースの真ん中で疲れて休んでいる人がいますよね?
あなたも『邪魔だな・・・』や『危ないなあ・・・』と思ったことはありませんか?
見通しの悪い段差やフリーラン中に気づくのが遅れてしまい衝突事故を起こす可能性があります。
ですので、コース上で休憩する場合はコースに端によって休憩するように注意しましょう。
また、狭いコースでの休憩は避けて広いコースで休憩するように心がけましょう。
スキー場の把握をすること
コースで迷ってしまい勘で進んだ先が上級者コースだったり、コース外の急斜面になっていたりととても危険です。
スキー場にはフリーランをしてもいい範囲が決まっています。
スキー場の管理範囲の指示に従う必要があります。
行き慣れたゲレンデなら問題はないですが、初めて訪れるゲレンデはパフレットやコースが記載されている地図を確認してからフリーランをしましょう。
スピードの出し過ぎには気をつけること
ついついスピードを出して気持ちよくフリーランをしますが、あまりにもスポードを出すとコントロールが難しくなり、予期せぬ事態に対応が遅れてしまいます。
特に人が多い初心者コースやコースが狭い箇所では速度を落としましょう。
見通しの悪い場所やコースの合流地点は衝突の可能性があるので注意しましょう。
スノーボードのフリーランまとめ
いかがでしたでしょうか?
フリーランにおすすめの滑り方、以下4つを紹介してきました。
- 山の地形を使ったフリーラン
- パークでトリックを決めるフリーラン
- フワフワの新雪を滑るフリーラン
- グラトリでテクニックを見せるフリーラン
スノーボードには決まりがなく自由で、滑る人によって様々です。
あなただけのスノーボードフリーランでエンジョイすればいいのです。
これであなたもスノーボードライフがもっと楽しくなるでしょう。
なおスノーボードフリーラン板の選び方については、以下の記事を参考にして下さい。