ピアノは初心者が大人から始めても弾けるようになるのでしょうか。
今回は、ピアノ初心者が独学するための知識や練習法を伝授!
もちろん独学に役立つアプリや教本もご紹介します。
- ピアノを弾くための予備知識
- 曲の練習方法
- 独学におすすめの教本
- 気軽に通えるスクールについて
ピアノを弾く前の予備知識
ピアノを始める前に、知っているといい知識があります。
ここでは以下の2つを解説していきます。
- 楽譜を読めるようにしよう
- 正しい姿勢と手のかたち
それでは始めます。
楽譜を読めるようになりましょう
楽譜が読めない人は、まず読み方から勉強しましょう。
そもそも聞いた音がどの音なのかを理解できないと、弾くことはできません。
初心者はそれまで練習をしていないので、楽譜を読まずに弾くのはかなり難しいです。
それに耳で聞いて弾くことが出来る人の大多数は楽譜を読めますし、音楽の基本を熟知しています。
基礎を理解しているからこそ、出来る技なのです。
急がば回れという言葉の通り、まずは楽譜の読み方を勉強しましょう。
楽譜の読み方は、こちらの動画が分かりやすいので参考にしてください。
姿勢と手のかたち
正しい姿勢と手のかたちも重要です。
猫背で座り手に力が入っていると見た目も悪いですし、音がうるさくなってしまいます。
体を痛めてしまう危険もありますので、気をつけましょう。
イスには軽く座り、手のひらでボールを優しく包むイメージで鍵盤の上に乗せます。
そうすれば体の適度な脱力になり、音の強弱を付けやすくなります。
いろんな曲を弾き分けられるようになれるよう、姿勢と手のかたちを意識しておきましょう。
ピアノの練習法
ピアノを弾く前の基礎知識をここまでご紹介してきました。
ここからはどのようにピアノを練習すれば良いかをお伝えしていきますね。
簡単に説明すると3ステップに分けることができます。
- 片手で弾く
- 両手で合わせる
- スムーズに弾けるように何度も繰り返す
では、それぞれ深掘りしていきます。
まずは片手のみでゆっくりと弾く
まずは曲全体を大まかに分割しましょう。
楽譜によってはABCでパート分けされているものもあります。
分けたらそのパート内を、右手だけでゆっくりと弾いてみましょう。
パート内を弾き終わったら、また最初に戻って区切りまで弾きます。
こうすることにより情報量が少なく済みますので、リズムや表現を理解しやすくなります。
ある程度弾けるようになったら、次のパートを練習します。
それを繰り返して最後まで弾けるようになったら、今度は最初から最後まで通してみます。
右手がスムーズに弾けるようになったら、次に左手を同じように練習しましょう。
リズムを理解し弾けるようになったら、ここでようやく両手で合わせて弾き始めます。
両手で合わせてみる
両手で合わせて弾く場合も、片手のみで練習した時と同じように行います。
焦らずゆっくりと合わせるのを忘れずに。
この時メトロノームなど、テンポのガイドをつけると良いでしょう。
そうすることで、弾いているスピードが早くなるのを阻止することができます。
さらに正しいリズムを理解しやすくなりますよ。
メトロノームはスマートフォンの無料アプリや、Youtubeにテンポが収録された動画があります。
気軽に使えますので、ぜひ使用してみてください。
Metronome: Tempo Lite メトロノーム
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スムーズに弾けるように何度も弾く
ゆっくり両手で弾けるようになったら、あとは仕上げるだけです。
まずは最初から最後まで通して弾いてみてください。
弾いている途中で、スムーズに出来なかった部分があったと思います。
その苦手な部分を、今度は出来るようになるまで何度も練習を繰り返します。
苦手な部分が出来るようになったら、また最初から最後まで通しましょう。
ゆっくりで弾けるようになったら、今度は少しだけ速く弾いてみましょう。
最終的には、楽譜に書いてある速さでスムーズに弾けるようになるのを目指してください。
出来るようになったら、最後に音の強弱や表現を付けて完成です。
ピアノ初心者におすすめの独学法
ピアノは音楽教室に通って習うもの。そんな固定概念があるのではないでしょうか。
かく言う私も小さい頃からピアノ教室にずっと通っていました。
ですがプロの演奏家を目指すならともかく、大人から趣味で弾きたいのであれば教室に通わなくとも大丈夫。
現代ではピアノ練習をサポートしてくれるアプリや、DVDがセットになった教本などが数多く発売されています。
どれも独学者向けに優しく解説していますので、自分のペースで気ままに練習することが出来ますよ。
ピアノの練習アプリ
ピアノ練習アプリはパソコンやスマートフォン、タブレットで配信されています。
アプリを使った練習方法は、以下のような人がオススメです。
- スマートフォンもしくはタブレットを持っている
- ピアノを自由なタイミングで練習したい
- いろんな曲を弾いてみたい
アプリの中にはたくさんの曲が、ジャンルを問わず収録されています。
その中から自分のレベルにあった曲を選び、練習していきます。
練習しているとアプリがすぐに採点と目標設定をしてくれるので、モチベーションを保つことができますよ。
合格すれば次の曲へとステップアップしていき、気づいたらピアノが弾けるようになっています。
簡単に気軽に練習したい人にはとてもオススメの方法です。
flowkey (フローキー) – ピアノ練習
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ピアノマーベル / ピアノ学習・練習アプリ
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DVD付きピアノ教本
機械が苦手なあなたには、こちらの30日でマスターするピアノ教本&DVDがオススメです。
この教本はプロのピアニストが、ゼロから始める初心者のために作成したものです。
DVDでまず基本的な知識を学習し、模範演奏を聞きます。
その後に先ほどの演奏を思い出しながら自分で弾いてみる、を繰り返していきます。
最終的にベートヴェンの第九、ホルストのジュピターを弾けるようになりますよ。
- 30日でマスターするピアノ教本&DVD ※期間限定で「カノン」パッヘルベル、「ハナミズキ」一青窈、「アメイジング・グレイス」讃美歌のレッスンCD&ドレミ付き楽譜がもらえる
独学に限界を感じたらスクールに通う
もちろん費用は独学に比べればかかります。
ですがアプリでは判断できない細かい表現を、的確に指導してもらえますよ。
さらにスクールに通うことにより強制力が生まれ、挫折する確率も低くなります。
誰かに見てもらえる安心感がありますので、迷っているのであれば体験レッスンに申し込んでみてはいかがでしょう?
スクールは大手から個人まで数多く存在していますが、今回は特に気軽に通えるスクールをご紹介します。
シアーミュージック
シアーミュージックは全国に87カ所教室があり、自分の好きな日時にレッスンを受けることができます。
また予約時に担当の講師と受講する場所を選ぶことができますので、ちょっとしたスキマ時間に音楽を楽しむことができますよ。
楽器やレッスン室の無料貸し出しも行っており、手ぶらで練習なんてこともできます。
お仕事や家事で忙しい、でも音楽を始めたい人にオススメのスクールです。
- シアーミュージック ※無料体験レッスンあり。マンツーマンレッスンを受けられる
EYS音楽教室
EYS音楽教室は豊富なコースとレッスン料金の安さが特徴です。
もちろんパソコンやスマートフォンでレッスン予約することも可能です。
営業時間も22時までと音楽教室の中で一番遅くまで開いていますので、仕事が遅くなってしまっても安心ですね。
ピアノコースでは、3つの音楽ジャンルから自分のやりたいものを選ぶことができます。
興味のないジャンルをやらずに済むので、最短で弾きたい曲を弾けるようになりますよ。
費用を抑えたい、仕事で遅い時間帯しか予定が空いていない人にオススメです。
- EYS音楽教室 ※無料体験レッスンあり。楽器がもらえる
ピアノ初心者の独学まとめ
ピアノを独学をする環境は、スマートフォンの普及で充実し始めてきています。
記事の内容をまとめます。
- ピアノを始めるための予備知識
- 楽譜の読み方を勉強する
- 正しい姿勢と手のかたちを覚える
- 曲の練習方法は3ステップ
- 片手だけでゆっくり弾く
- 両手で合わせてみる
- スムーズに弾けるようになるまで繰り返す
- ピアノ初心者のための独学法
- ピアノ練習アプリを使う
- DVDがセットになった教本を使う
- 独学に限界を感じたらスクールに通ってみる
- シアーミュージック
- EYS音楽教室
ピアノはあなたの「やりたい」「音楽を楽しみたい」という気持ちがあれば、大人から独学で始めることができますよ。
ぜひこの記事を参考にして、充実した音楽ライフを送ってくださいね。