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スノーボードフリーランはスタイルで板を変えよう【失敗しない板選び】

スノーボードのフリーランでは様々なスタイルがあり、板にもスタイルに合うボードがあります。
あなたは普段スノーボードでどんなフリーランをしますか?

板にもパウダーに向いているボードや、グラトリに向いているボードなど
フリーランの種類よって板の形状や長さが変わっていきます。

マイボードを購入する際はあなたに合うサイズがとても重要になってきます。
最近では通販サイトで簡単に板を購入することが出来ます。
しかし、板の長さ、形状、固さを写真や商品の説明文だけで判断するには
ある程度の知識が必要になってきます。

実際にスポーツショップで大きさや固さを感じながら選ぶのとでは大きく変わってきます。

今回は、スノーボード歴8年の私が、スノーボードフリーラン板について、スタイル別の選び方を解説します。
また購入後のメンテナンスについてもお話ししますのでぜひ参考にして下さい。

スノーボードフリーラン向きの板選び3つのポイント

板選びに大事なポイント3つを紹介していきます。
あなたの身長やスタイルによってフリーランの板は大きく変わっていきます。

スノーボードフリーランを滑るならマイボードはこだわって購入したいと思うのは
みんな同じです。
そこで、あなたにぴったりな板を選ぶには板の特徴を把握するのが大切です。

板の長さ

スノーボードのフリーランで使用する板のは身長に伴って長さが変わります。
一般的に自分の身長から−15cm~-20cmにするのがベストです。

もう少し分かりやすく例えると、自分の首ぐらいの高さがちょうど良いです。

板の長さが変わると何が変わると思いますか?
それは『操作性』『安定性』です。

長い方は操作性が低くなりますが、安定性が増します。
短いと操作性が高まりますが、安定性が下がります。

  • 175cm以上の人は、『身長 ー 約20cm』の長さ
  • (身長180cmの人は、160cm前後の板)

  • 160cm~175cmの人は、『身長 ー 約15cm』の長さ
  • (身長165cmの人は、150cm前後の板)

  • 160cm以下の人は、『身長 ー 約10cm』の長さ
  • (身長150cmの人は、140cm前後の板)

板の形状

スノーボードフリーランで一番スタイルに影響してくるのが板の形状になると思うのです。

形状にも種類があるので、これからあなたが目指すスタイルによって選ぶのが大事です。
ここでは、4つの形状の特徴を紹介していきます。

キャンバー形状


キャンバーはスノーボードの板の中では定番と言われています。
スノーボードには欠かせないターンやオーリーなどの動きにはキャンバーはもってこいの板です。

例えば、ターン時の抜重、加重タイミングが取りやすいことや
オーリーについても、板をしならせてその反動で飛ぶという基本動作を身につけるにはおすすめの形状です。

要は、スノーボードフリーランの基礎をしっかり学びたい人には最適な板だと私は思うのです。

ロッカー形状


ロッカーとは、キャンバーとは逆にスノーボードのノーズ、テールが反り上がっています。
『すでにしなっているボード』がロッカー形状の大きな特徴です。

板がすでにしなっているとフリーランにどんな影響があると思いますか?
簡単にメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット

  • パウダーランがしやすい
  • 操作性が高いためキャンバーよりグラトリがしやすい
  • ターン、スピンが少ない力で行える

デメリット

  • 雪面にエッジが噛みにくいため、カーピング性能が劣る
  • 反発性能のが低いため、オーリーがやりにくい

ダブルキャンバー形状


ダブルキャンバーとは、名前の通りキャンバーが二つあるが特徴です。
キャンバー形状とロッカー形状の良さを合わせたのがダブルキャンバーになります。

ダブルキャンバーはエッジが雪面に噛む面積が広く、キャンバーとロッカーの
感覚を持ち合わせた板です。

パウダーにも対応しており、浮力もあり滑りやすい形状です。
また、少ない力でノーズを浮かせることができるのでパウダーランに向いていると言えます。

しかし、ロッカーとキャンバーの組み合わせ部分が良さですが、逆にデメリットにもなります。
それぞれの特化した性能を発揮できず中途半端な板になります。

そのため色々なフリーランに対応している板だと受け入れる必要があります。

初めてダブルキャンバーを滑る時は癖があるので慣れないうちは
操作性が難しいので乗りこなせるためには技術が必要になります。
ターンをマスターしていない状態での使用は上達に時間がかかってしまう可能性がある板です。

ダブルキャンバーはサブボードとして持っておくのが良いと思います。
『今日はパウダーも楽しんで、ターンも問題なくフリーランをしたい!』
と思う時に使用してみてはいかがでしょうか?

フラットロッカー形状

フラットロッカーは体重をエッジ全体に均等に乗せることができる板です。

キャンバーよりもエッジが引っかかりにくく、ロッカーより安定しています。
ただし、キャンバーよりもエッジグリップ力が弱く、ロッカーよりも
操作性が低いのが特徴です。

反発力についても、中間の位置にあります。
キャンバーよりも低反発だが、ロッカーより高反発となっています。

板の固さ

スノーボードでよく固さというワードを聞いたことはありませんか?
『板が硬いと何か変わるの?』『柔らかいってどうゆうこと?』
と思ったことや、感じたことはあるはずです。

硬い板と柔らかい板の違いをわからない人は多いです。
わかりづらい板の固さの特徴を解説していきます。

板が柔らかい特徴

  • 通常走行の扱いやすい板です。初心者がターンを覚えるにはおすすめです。
  • 板がしなるのでグラトリがしやすいのです。回転系も非常にしやすいです。
  • 柔らかいと板に力が加わるが遅れるため転倒の可能性がある。

板が硬い特徴

  • 硬い板は高速走行するときの安定します。
  • 硬いと板に力が伝わるのが早いです。
  • ターンやオーリーなどで、反応の良さを感じる。
  • 板がしなりにくいため、グラトリは不向きな板です。

【スノーボードフリーラン】スタイル別の板の選び方

スノーボードフリーランにもスタイルがあり、板にもスタイルに特化した形状もあります。
どんなスタイルにどんな形状が良いのがイマイチわからないと思うでしょう。

向いている板の形状とおすすめの板を紹介していきます。

 

スピード重視のフリーランに向いている板

スノーボードフリーランでスピードを出して疾走感を楽しみたい方は『キャンバー形状』がおすすめです。
高速走行でも安定してフリーランをすることができます。
板の長さは少し長めで固さは固めが操作性も安定します。

スピード重視に向いているおすすめの板

 

グラトリ、テクニック重視のフリーランに向いている板

グラトリ、テクニックをメインにフリーランを楽しむ方には『フラット形状』と
『ダブルキャンバー形状』がおすすめです。

しかし、グラトリやテクニックにも様々な種類があります。
あなたがフリーランで行うトリックによって板の固さが変わっていきます。

『回転系』なら板は柔らかめ、『弾き系』なら固めが良いと思います。

グラトリ、テクニックに向いているおすすめの板

 

パウダーラン重視のフリーランに向いている板

パウダーでは浮力の低い板では、雪の下に板が沈んでしまいます。
パウダーランに向いている板とは浮力が大きく、パウダーの上で滑りやすい板です。

ノーズが深く長い『ロッカー形状』がパウダーランに向いているでしょう。

パウダー向きのおすすめの板

スノーボードフリーラン板のメンテナンス方法

スノーボードのシーズンが終わって、板をそのままの放置していませんか?

オフシーズンに正しいメンテナンスをすることで、板も長持ちしたり
来年のシーズンがベストな状態で使用することができます。

板をシーズンオフに簡単にできるメンテナンスの方法を紹介いたします。

まず、メンテナンスを行う前にバインディングを外しましょう。
最初にソールに水をかけて汚れを拭き取りましょう。

使い古しのタオルなどで水分をしっかり拭き取ります。
次にリムーバーを使用して、水洗いでは落ちなかった油汚れなどを落とすことができます。

持っておくと便利なアイテム!
ガリウムのワックスセットがおすすめです。

リムーバーも入って、ワックスもかけることができスノーボードを
始める人にはもってこいのセットです。

スノーボード、板の寿命はどのくらい?

スノーボードの板は目安で5年と言われています。
有名ブランドでも1年から2年伸びると言われています。

板の状態が悪い中フリーランを続けると、大きな事故に繋がる可能性が
あるため注意が必要です。

普段滑っていて、板の寿命というのは気づかないうちに急にやってくるのです。

しかし、板の状態を確認することで、寿命が近いのがわかるのです。
そのポイントを一つ一つ写真を添えて紹介していきます。

トップシート

最初に、トップシートは接触事故やよくぶつけやすく一番痛むパーツに当たります。

この状態でのフリーランは最悪の場合は板が折れてしまう可能性があるため、
寿命を気にした方がいいです。

ソール

次に、ソールとは板の裏のことを指します。雪と接触するおパーツです。
ここは地面やパークなどで頻繁に触れ合うだけあって、傷が付きやすいです。

時間とともに傷の数が増えたり、広がっていく箇所にです。

『今シーズンは持たせたい!』と思う場合は応急処置でワックスで対応ができます。
しかし、一時的な対応なので、決して寿命が伸びることはありませんので注意してください。

エッジ

最後にエッジはターン、カーピングや障害物に接触した際に力が集中的に負荷が大きいパーツです。

どうしても、ボードというのは木なので雪解け水が侵食して痛むものです。
エッジが酷い場合は修復に10000円以上かかってしまうこともあるのです。

スノーボードフリーラン板のまとめ


いかがだったでしょうか?
何気に行うフリーランの中にもそれぞれの特化した板があり、スタイルによって形状や固さが変わっていきます。
板の選び方のポイント、以下を紹介していきました。

  • 板の長さ
  • 板の形状
  • 板の固さ

マイボードは妥協せず、性能で判断するのが大事です。
あなたに合ったお気に入りの板を選びましょう!

なおフリーランの滑り方については、以下の記事をご覧になってください。

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