私は紅茶が好きで毎日のように飲んでいます。
実は紅茶にも様々な資格があり、それを取得すれば、美味しく紅茶が飲めるだけでなく、就職にも役立つのを知っていますか?
ユーキャンの通信講座でもとれるの?
通信講座と言えば、ユーキャンを思い浮かべたかもしれませんね。
ユーキャンで紅茶の資格は取れませんが、紅茶の資格が取れる通信講座は数多くあります。
この記事では、紅茶の資格を取れる通信講座を4つ厳選してご紹介します。
また取得するとあなたの暮らしにどのように役立つのかもお伝えします。
実はユーキャンでとれない紅茶の資格
通信講座で紅茶の資格を取ろうと思ったとき、あなたは真っ先に生涯学習のユーキャンを思い浮かべませんでしたか?
約160種類もの通信資格講座を有している生涯学習のユーキャンですが、実は紅茶に関する資格は一切ありません。
紅茶の資格をユーキャン以外でとる方法
カフェを経営するための知識も合わせて学べるものから、ご自宅で楽しむための知識をメインで学べるものまで、用途に合わせて、5種類の資格とその取得方法をお伝えします。
あなたがどのような紅茶の資格をとりたいのかを考えながら読んでくださいね。
紅茶コーディネーター
まずご紹介するのは紅茶コーディネーターという資格で、こちらは日本創芸教育認定の資格となっております。
コーディネーター(coordinator)とは「ものごとを調整する役の人」という意味。
こちらの資格は、美味しい品質の茶葉を見分けて選ぶことができるようになる技術や、その美味しさを存分に引き出した基本の入れ方、さらにはティーテイスティング(紅茶の味を鑑定すること)を学んだ方が取得できます。
おすすめの通信講座は紅茶コーディネーター養成講座。
上記でご紹介した基礎知識だけでなく、紅茶の美味しいアレンジ方法や、紅茶に合うお菓子の作り方、さらには本格的なティーパーティーのセッティング方法まで学ぶことができます。
こちらの講座はきちんとした紅茶の知識を持つ専門家の指導の下、自分のペースで学ぶことができます。
しかも、わからないことは、何度でも質問をすることができるんです。
また、ホームページには受講生の情報交換用の掲示板があるため、「一人で勉強している」という不安も解消することができますよ。
受講期間は9か月に設定されておりますが、どうしてもその期間内に学びきれなかった場合は最長5か月まで無料で延長することができます。
受講費用は一括払いで64,000円です。
分割払いで支払うこともでき、その場合は4,420円×15回でのお支払いとなります。
受講料にはテキストや課題の添削および専門家による指導、茶葉や茶器などに加え、資格認定書の発行などのすべての費用が含まれているため、追加料金を支払う必要はありません。
紅茶アナリスト
次にご紹介するのは紅茶アナリストという資格で、こちらは日本能力教育促進協会(JAFA)の資格となっております。
アナリスト(analyst)とは元々「分析する人」という意味。
こちらの資格は、美味しい紅茶を入れる技術だけでなく、茶葉や茶園、ティーブランドの特性や歴史的文化的背景まで習得し、紅茶に合うお菓子やティーテイスティング、茶葉のブレンドなどの専門知識を習得した専門家が取得できる資格です。
おすすめの講座は通信講座formie(フォーミー)の紅茶アナリスト資格取得講座。
上記で紹介した紅茶の様々な専門知識だけでなく、カフェ開業に向けてのノウハウや賃金、メニュー考案などの勉強もカリキュラムに組み込まれており、一緒に学ぶことができます。
こちらの講座の受講期間はなんと1か月程度と短め。
専門的な知識をメインに教えてくれる講座になるので、紅茶に関する基礎知識がない方には難しく感じることがあるかもしれません。
ですが講座の内容が難易度高めというわけではないので、安心してくださいね。
専門性が高いだけに取得することができれば、あなたは非常に権威性のある資格を持つ紅茶スペシャリストとして活動することができるでしょう。
紅茶アナリスト資格取得講座はスマートフォンやパソコンで勉強する講座なので、いつでもどこでもメールで質問をすることができるサポートが受けられるんです。
教材で分からないことができたり、どうしても勉強につまってしまったら、学校の先生にメールで質問するように質問ができますので、安心して勉強することができます。
受講費用は一括払いで35,000円です。
こちらも受講料に教材および検定受験料、認定証や資格発行、さらには合格後の独立サポートまで、すべて含まれています。
資格試験はネットで受験できるので、合否の結果はその場でわかります。
合格すると、認定証は2~3週間で届きますよ。
しかし注意をしてほしいのは、不合格になった場合。
再度試験を受けるために再受験料1,500円がかかります。
何回も試験を再受験する場合、毎回かかってしまいますのでご注意ください。
- 公式サイト:https://formie.net/
紅茶アドバイザー&紅茶マイスター
次にご紹介するのは、紅茶アドバイザーと紅茶マイスターでJSFCA(日本安全食料料理協会)の資格となっております。
アドバイザー(Advisor)とは「助言をする人」という意味で、マイスター(Meister)とは「巨匠、名人」という意味。
紅茶アドバイザーは、茶葉の知識、茶器の知識や美味しい入れ方だけではなく、紅茶の効能やブレンドなどの基礎知識を持っている方が、紅茶マイスターは、マーケティングや開業、運営の基礎知識に加え、ティールームの設置などのカフェ開業の知識及び紅茶の技術を持っている方が取得できる資格です。
おすすめの講座は、紅茶オーナー資格講座。
こちらの講座は、SARAスクールが運営しており、紅茶アドバイザーおよび紅茶マイスターの2資格を一度に取得可能な講座となっています。
受講コースは「基本コース」と「プラチナコース」の2種類あり、どちらも添削は5回ほどで、受講期間は6か月。
最短2か月で受講を終了することができます。
また、プラチナコースは卒業課題が1回追加されますが、本来必要な資格取得試験が免除され、卒業と同時に2種類の資格が取得できます。
基本コースでは、資格取得試験への申し込みや、受験料(両資格ともに10,000円、合計20,000円)の支払いなどの手続きはすべて自分でしなければいけません。
こちらの講座のカリキュラムは、最初に紅茶の初歩的な基礎知識から順を追って学べるように組まれており、詳しくない方にもわかりやすく作られたオリジナルテキストがあるんです。
また、基本的なことを学んだあとは、おいしい紅茶の入れ方及び保存方法を学べるため、「自宅で美味しい紅茶を入れたい!」という方にもピッタリです。
勉強時間も1日30分程度でよく、専属スタッフによる受講生サポートもあり、わからないところはメールで何度でも質問をすることができるため、無理なく進めることができます。
こちらの講座の受講価格は、基本コースが69,800円でプラチナコースが89,800円です。
基本コースの料金には、ガイドブック、受講証、受講カード、学習用テキスト、練習問題集およびその解答、模範試験及びその解答、添削課題(5回分)、質問用紙および封筒が含まれており、プラチナコースにはそれらに加えて試験免除用の卒業課題が含まれます。
ティースペシャリスト
最後にご紹介するのはティースペシャリストという資格で、日本能力開発推進協会 (JADP)の資格となっております。
スペシャリスト(specialist)とは「特定分野を専門にする人」という意味。
こちらの資格は、茶葉の産地およびする意に関する専門的な知識だけでなく、ホットティーはもちろん、様々なアレンジティーの入れ方の技術を兼ね備えている方が取得できる資格です。
おすすめの講座はコーヒー&紅茶カフェマスターW資格取得講座。
こちらの講座は、資格のキャリカレで学ぶことができます。
ティースペシャリストの資格だけでなく、同じくJADP認定のカーサバリスタという、コーヒーに関する様々な知識を持つ方が取得できる資格も一緒にとれるものになっています。
カフェ開業に必要な、店舗のコンセプト設計及び店舗選定、メニューの決め方、オープン後の集客及びマーケティング方法などもともに学ぶことができますよ。
こちらの講座は、学べる3つのことを3か月で理解できるようにカリキュラムを組みまとめてあります。
テキストも読みやすく工夫されていますし、講師の方が実践する映像講義もありますので、万が一勉強に行き詰ってわからないことが出たときは、専任講師の方に何度でも質問をすることができるため、スムーズに勉強を進めていけます。
受講料は79,000円です。
ネットから申し込みをすれば10,000円割引が適応されますので、69,000円となりお得です。
分割でお支払いをする場合、4,120円×24回でのお支払いなのですが、こちらもネットからの申し込みで10,000円割引が適応されますので、月々3,600円×24回でのお支払いになります。
また、こちらの受講料には学ぶための教材や結果をまとめるリサーチノートだけでなく、コーヒー豆と茶葉がそれぞれ4種類と、コーヒーと紅茶を入れるときに使う器具が11種類も含まれています。
気を付けていただきたいのは、試験の受験費用は含まれていないということ。
ティースペシャリストおよびカーサバリスタの資格試験を受験される場合は、それぞれ5,600円の受験料がかかります。
転職時に役立つ紅茶の資格
ここまで様々な紅茶の資格と取得方法をお伝えしてきましたが、これらの資格はすべて履歴書に記載することができるため、転職に活かすことができます。
例えばカフェや紅茶専門店への就職や開業はもちろん、ホテルや、ウェディングプランナー、エステや美容のサロンなどの、「お客様にリラックスしていただくために紅茶を提供する仕事」への就職でも有利になります。
自宅で様々な教室を開いている場合、テーブルコーディネートができ、美味しい紅茶を入れられるということは、「生徒さんへの心遣いができるいい先生」という印象を与えられるため、資格を取得しても損はないでしょう。
これらの資格の中でも、専門的な知識を学べる上、紅茶の専門家になれる「紅茶アナリスト」は個人的におすすめです。
カフェなどに限らず、一般的に知らない紅茶の知識をお客様に話せるようになることは、従業員としてとても重宝されます。
そんなことを胸を張って言えます。
自分が好きな紅茶をおすすめして飲んでいただくのは、仕事のやりがいにつながりますよね。
- 公式サイト:https://formie.net/
自宅で紅茶を楽しみたい人におすすめの資格
こちらはカフェの開業などの勉強がほぼ含まれていない、紅茶の基礎知識を学んだ証ともいえる資格なので、自宅で美味しい紅茶とそれに合うティーフードを楽しみたい場合、とてもおすすめです。
講座を受講したときに送られてくる茶器も長い間使うことができますし、それだけでおいしい紅茶をいれることができます。
テーブルコーディネートや本格的なティーパーティーのマナーも学べますので、お友達と楽しいティーパーティーを開くこともできます。
- 紅茶コーディネーター養成講座 ※受講料は64,000円するが紅茶の楽しみ方が一通り身につく
ユーキャンで紅茶の資格がとれないことのまとめ
今回ご紹介した通り、紅茶の資格は生涯学習のユーキャン以外で取得ができ、仕事に活かすことができます。
趣味として紅茶を楽しみたい場合、資格を取得することを目的としなくても、基礎知識の勉強をすることはやはり大切で、おいしい紅茶を入れる上で基礎知識があるのとないのとでは、やはり味が変わってきます。
また素敵なテーブルコーディネートや茶葉にぴったりのティーフードを用意しておけば、あなたが主催するお友達とのティーパーティーも楽しさが変わってくること間違いなしです。
それではあなたもよい紅茶ライフを!
関連記事:パンの資格はユーキャンでとれる?初心者におすすめのパン資格3選をご紹介
関連記事:ユーキャン|はじめての家庭料理講座の概要と私の体験を語ります